2020.04.07
ど~も、元ハウスメーカー支店長の田中です。
今日夕方、非常事態宣言が出されるようですね。
季節はとてもいい。窓を開ければちょっとだけ冷たい風が心地いい。桜も満開で一年で一番いい季節なのに。。。
住宅関連はイベントもできない。接客も関係する。
日経新聞の4~6月の産業景気予測でも
ですよね。って感じです。
それでも、ライフスタイルによる住宅購入時期はそうそう変えられるものではありません。コロナの影響がおさまれば住宅展示場巡りを開始しようという方もいらしゃいますよね。そんな方が今できることは、夢をかなえるための基礎知識をつけることです。
今日のブログは、基礎知識の中でも営業選びについて、元ハウスメーカー支店長としての視点からお届けします。
僕がこの業界に入ったのは、バブル崩壊によって僕もへこんだからなんです。その時、助けてくれたのが、僕のキャリアを作ってくれた前職のハウスメーカーさん。その会社の営業統括の方が誘ってくれました。(感謝)
それまでも営業していたとはいえ住宅を売るなんて初めてのこと。家なんてそうそう売れるもんじゃない。正直不安でした。
入社してみると、今とは時代が違うとはいえ、トップセールスとか、よく売っている人は簡単に月1棟以上売っているわけです。
注文住宅ですよ!
結果、僕の入社1年目は10棟契約させていただきました。
岩国という場所は土地がない場所。僕がいた会社では岩国営業所は苦戦していた営業所でした。なのでかな?10棟でも新人賞をいただきました。
家なんて売れるのか!と、思っていたのに開けてみれば年間10棟です。
会社の看板の力はもちろんです。でも、家のことなんて何も知らない新人がです。
新人をサポートするシステムがあるから新人でも売れる。ハウスメーカー的に言うとこうなるのでしょう。一方で今の僕の視点は、「スキルのない営業から注文住宅なんて買うもんじゃない。」
当時の僕はまさにスキルのない営業です。新人です。それでも営業として売らなきゃならないわけです。サポートしてくれるシステムがあってもそこにお客様を誘導する営業力が必要です。そのためには、お客様より知識がなければ始まりません。
知識を備える必要があるわけです。家の知識がそう簡単に備わりはしません。。。でもね、家を売るための知識を備えることはメチャ簡単だったんです。
僕の1年目の知識は住宅情報誌。
住宅情報誌を隅から隅まで読みつくしました。余程の方でない限り、住宅情報誌の外側の情報に触れている方なんてそうはいません。(多分今もでしょう。)なので、住宅情報誌を隅から隅まで読んでわからないことを調べ知識にしておけば、ほぼ、お客様の質問へは答えられます。
あとは、岩国という地域の特性は住宅用地がない地域。土地探しを一生懸命お手伝いしながら人間関係を築いていく。
これだけです。
住宅営業は、お客様へ、寄り添うだけのスキルがあり、真面目に取り組めば売れます。
なのに、あなたの担当スタッフが、
あなたの質問へ答えることができない。
⇒初歩的知識もないということです。
真面目に寄り添ってくれない。
これは、約束を守れないとかというお話です。
⇒仕事を放棄しているわけです。
注文住宅は出来上がった建売を買うのと違います。
一つ一つを積み重ね夢を形にする作業です。
その第一歩もクリアーできない。
そんな営業との家造りは危険というお話でした。
注文住宅の担当選びの参考にしていただけると嬉しいです。
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