広島の住宅購入相談はサンクティ

2019.04.27

中古住宅

これ以上空き家を増やさないために中古住宅をご検討ください。

ゴールデンウィーク突入!

注文住宅の現場では年に数度の大型集客の時期です。広島では、分譲型住宅展示場がこの時期に合わせてオープンします。僕がハウスメーカーで働いていたころから継続した形です。実物大で参考になるから集客も多いんですよね。

なのでハウスメーカーにとっては稼ぎ時。特に営業は休んでなんかいられません。(笑)

さてまるで話が飛びますが、新築を建ててよ!が住宅メーカーの仕事。住宅メーカーにとって頭の痛い話が公表されました。というか日本という国の現実が公表されました。

日本の空き家率過去最高

 

空き家率、過去最高の13.6% 都市部で高い地域も

なぜ住宅メーカーにとって頭が痛いかというのが以下の記事。(日本経済新聞記事を抜粋)

増えている理由ははっきりしている。人口減で需要が伸びていないのに大量の住宅建設が続いているためだ。

今後、必要なのは農地や工場跡地などでの住宅の新築をできるだけ抑え、宅地に誘導することだ。老朽化が著しい物件の除去と一体となった住宅建設を税財政面で後押ししてほしい。

大量にストックされた住宅があるんだからそれを利用しない手はない。住宅を投資というが2000万円(3000万円でも4000万円でも同じ)かけて建てた家も、築後30年もすれば、買いたい人から「解体して新しく家を建てるから解体聖地費用を差し引いてね。」となる。そう築30年もすれば家はタダなのだ。(苦笑)

新築を建てる側からすれば解体してもらうこと。解体費用を差し引いてもらうことが買う理由。社会からみれば?資産性という視点からみれば?決して正義じゃないというのが僕の主張。なので中流通を全力で促進したい立場。

新築住宅を建てるなら。買うなら。ストックとして残るべきレベルの住宅じゃなきゃそんなものゴミだ(言い過ぎ?)そんな新築を買うくらいなら、宝物のような中古住宅があるんだから、そんな中古住宅をタダ同然で手に入れ(土地代は別ね)リノベするほうがよほど経済的だし空間も住み心地も素敵!というのはこのブログで常々主張し続けていること(興味があれば他も読んでくださいね)。

もっと増えると思った空き家の数

大方の業界人の方は今回の発表時には空き家は1000万戸超えるんじゃない?と、思っていたはず。(僕はそう思っていました。)

報道でもご承知の通り行き過ぎたアパート建築は人口減少が進む中ストックが増えるわけです。新築を建てるより多く建物が壊されなければ空き家が増え続けるという図式です。なのに。。。何故。。。この程度の伸び?というのが第一印象。

空き家をなくすために様々な施策がとられているけど、広島市内でいえば一つの家を壊せばそこに2つ以上の家が建つ。こんな図式なので当然に空きが増えていると思ってたんですよね。

そう思っていたのに、広島はなんと空き家が減っているとのこと。

以下一部抜粋

広島県は空き家率が前回の15.9%から0.8ポイント低下しただけでなく、空き家数も前回から5千戸減った。空き家率の低下について同県は「世帯数がまだ増えているのに住宅数の増加が鈍化したことが影響した可能性があるが、全国平均よりはまだ高い」(住宅課)としており、今後詳しく分析する方針。

適正な数の空き家は必要だ。空き家がなければ中古住宅の流通なんてない。市場がなければ建物がタダ同然で売られる現実があるとしても、住替えや相続における現金化はできない。適正な水準がたいせつなのは言うまでもない。

ちなみに、ここでいう空き家とは全ての空き家。売りに出してたり賃貸に出していたりの流通に乗っかている空き家のこと。問題はただ放置されている空き家なんだ。これは347万戸と9.1%も増えているって話。

空き家率が最高になったとはいえ、僕の予想よりもはるかに伸びが鈍化していました。この理由を勝手に超楽観的に想像すると、昨今の積極的な相続対策等により空き家を放置することのデメリットや揉めない相続のための生前の現金化などが功を奏したのか?なんて考えなくもない。

人口減少はこれから本格的

とはいえ、人口が減少する。世帯数もピーク。この事実をふまえれば今のまま新築住宅を建て続けていれば、この先はもっと加速度的に空き家が増えてくるのは明確。ならば、コンパクトシティーもいいけど。もっと計画的に都市計画を考えなきゃダメでしょ!どこでもかしこでも街を広げればいいってもんじゃない。新築を建て続ければいいってもんじゃない。

美しい街がそこに住む人の品格を育てるのも事実。コミュニティーは町がつくるんだ。人も街(町内会)が育てるんだ。どんだけデジタル化されようが近所の大人に見守られている街こそ安全で気兼ねなく暮らせる街だと信じている。

快適な「街は」「家は」

新築だけが叶えてくれるなんてことはない。

空き家を増やさないためにも中古住宅も検討してくださいね!

 

広島市周辺で中古住宅を検討したいけど不安!と思っている皆様。それは建物ことを理解していない不動産業者さんと一緒に探しているからです。中古住宅を購入するには不安を払しょくする必要があります。

ポジティブに考えればその不安が宝物として眠っている中古住宅を探せる源です。中古住宅を買ってリノベーションを計画しているならリノベーション会社の方や建築士の方と見学しましょう。

そんなお知り合いがいないなら弊社へお問い合わせください。ホームページはこちらです。


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プロフィール

名前 田中 法人
職業 広島の住宅購入サポート
通称 三笑塾 塾長
住まい 広島県
生年月日 1966年2月20日
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