セリングサンセット2回目を視聴しています。
超豪華なアメリカ西海岸の家。2回目なので仕事目線で視聴しています。
日本で言うところのリノベーション。新築以上に見栄えのする空間へ創りこむステージング。価値を高めることで市場が素直に反応するのでしょうね。素敵な物語を組み込むことで価値が積みあがるようです。
当たり前のような気もしますが日本では違います。築年数が古ければ価値はないとされています。
それはおかしいというのが僕の視点。僕的には現在建築されている「材」よりも良質な材を使っている建物はたくさんあるわけです。しかも建てて10年以上経過している住宅なら欠陥や不都合は症状として出てきているでしょ。見方によれば安普請の新築より安全ともいえる。
ま~、なんというか、新築を売るためには建てては壊すことが正義なのかもしれませんが、その反面、2000万円かけて建てた家は築30年で無価値になるという世界標準からかけ離れたヘンテコな話。
2000万円かけた家をよりグレードアップすることで2000万円以上の価格で売り出す。それが欧米のスタンダード。なので、家具にもお金かけれるしインテリアのセンスも磨かれる。生活も豊かになるって話でしょ。
ちょうど読み終わったこの本に
人は間違いなく、よりよい環境を求めて人々は引っ越している。
これは日本も欧米も同じ。ただ、中古住宅の流通が整っている欧米に比べ日本は引っ越したくても引っ越せないということも事実。
なので、必要以上に最初の住宅購入に背伸びした買い物をしている人も多いのかもしれない。後悔しないように的に!
仮にそうだったたとしても、住宅を正しく価値づけできれば、ライフスタイルの変化で引っ越したいと思ったときでも、投資価値に見合った価格で売却できるんだけど。。。
現実は住んだ瞬間から中古住宅として投資価値と比較できないほど低すぎる市場価値という現実。
なのでここに宝物がたくさんあるってのが別の見方。そして、そんな宝物をセレクトするのが僕の趣味とビジネス。数百万円かければほんとにセリングサンセットまではいかないまでも、ヘンテコな新築以上にワクワクする暮らしができるですよ。
ご紹介した本にはもっと専門的な見地から、中古住宅の流通だったり、賃貸住宅や町の在り方を解説していただいている。ここに書かれていること実現するためにも、もっと中古住宅の流通が促進しなきゃ、ダメなんだと理解しました。
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