2021.03.15
多くの建売住宅は価格が明確であり、日当たりや、風通し、隣の家との間隔、生活同線などを実際の建物で確認できるから安心して購入できそうと思われがちです。一方でだからこそ衝動的な選択をしてしまうという失敗も多いのです。失敗をしないために、建売住宅のメリット・デメリットを正しく認識し、自分自身の暮らしにあった建売住宅を選択できるようにしましょう。
建売住宅とは売主が土地に建物を建築したもの。もしくは、購入者が決まる前に設計され、建築が始まったものです。(建築確認を受けるまでは広告できません。)
完成前に契約する場合は、素材の種類や色、設備機器等、変更可能なケースもありますが、基本的に間取り等変更できません。一般的には、完成されたものを内覧し確認するものです。
注文住宅と違いは、設計や内装決めの打合せ、工事途中の現場立ち合いなどコストカットが可能です。また、同時に工事に着手できるため現場管理も単純化できます。そのため、同じ企業で同じ建物を建築した場合、注文住宅よりも建物費用は安価で販売が可能となります。
大手ハウスメーカーから小規模な不動産屋さんまで、様々な企業が建売事業に参入しています。他の記事でも書きましたが、なかには選びたくない建売住宅があるのも事実です。
拘りのあり予算に余裕のある方は注文住宅のほうがいいでしょう。また、物件によっては中古住宅を購入してリノベーションするほうが賢い選択にも感じます。(参考記事 ピンキリの建売住宅 キリをつかまないため
例えば、建売住宅のメリットにある手頃な価格も中古戸建住宅と比較すれば割高です。一般的な間取りや素材の建売を新築×リノベするなら注文住宅のほうが安上がりかもしれません。
購入しやすい分、注文住宅や中古住宅を購入する場合に比べ、思考を整理する時間が少ないのも建売です。決断の前に、もう一歩選択を広げる必要があるのではないでしょうか。
もう一歩の思考を広げるためには、自分が求める暮らしの在り方を整理することです。そうすればその先へ自然と思考が導かれます。立地×価格優先から新築住宅を検索すれば、ほぼ、建売住宅という選択になります。それはもったいない!というのが僕の視点です。
立地×価格の先に望む暮らしがある!
自分の求める暮らし→予算→その先の結論が建売か!?
自問してみましょう。
ご一考いただけると幸甚です。
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