2021.01.17
見た目はたいして変わらないのに「家」の価格って軽く数百万円違います。何故だか疑問に感じたことはありませんか?この疑問を感じている方は正常です。だけど、マイホームを考え始めたばかりの頃はこんな疑問にも気づかない人って結構いますよね。
同じように見える白い外壁も、内部の仕上げも、構造材も、詳しく調べればまるで違うことに気づくはずです。その違い一つ一つの積み重ねが価格差に表れてくるのです。同様に職人の賃金にも表れます。
職人の賃金について基本的な考え方
相場より高い賃金でも、腕のいい職人は仕事が尽きることはありません。逆に相場より安くても二度と仕事してほしくない職人はいます。市場原理は職人の賃金にも当然に働きます。
それに住宅業界ってそんな広い世界ではないんですね。おのずと職人の選別されているわけです。
職人の賃金についての例え
例えば、腕のいい仕事が尽きない大工さんへ、「相場より安いだけど1か月だけ仕事してくれない!?」と、お願いしたとしましょう。普通に考えてボランティアじゃないわけです。ありえません。
仮に安い賃金で仕事をしたとすれば、遣っ付け仕事で早く現場から逃げなきゃ仕事として合いません。遣っ付け仕事をすれば、それなりの仕事レベルになちゃいます。それなりの家が出来上がります。
それじゃ困るのがいい家をつくっている、元請けとしての工務店さんやハウスメーカーです。いい職人は離したくありません。職人単価のコストダウンといっても限界があります。いい家をつくっている企業の家が安くないのは職人の単価にも関係しているんです。
安い家に理由がある。その理由に納得できますか?
1年住めればいい!細かいことは気にしない。どうせ、自分でDIYする。安くていい理由を探せないことはありません。でも、こんな人って少ないと思うんです。。。
安い家にはそれなりの理由があります。企業は慈善事業をしているわけではありません。
ここでは安い理由の一つ。職人さんの賃金についてまとめてみました。
建売りの場合、細かいところを見てみてください。床下や小屋裏などの隠れた個所を確認しましたか?
注文住宅の場合、建築中の現場を確認しましたか?
ご一考いただけると幸甚です。
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