おはようございます。元ハウスメーカー支店長の田中です。僕は、平成7年からこの仕事をしています。奥深い建築の仕事に完全に嵌りました。ご縁に感謝し、多くの学びをいただいた業界へも感謝しています。
ただ、そんな業界が成熟している業界かといえば。。。僕は決してそんなことはないと思っている人です。
成熟度として建築をみると。わかりにくい業界でしょ。
たとえば「いい家ってどんな家ですか」間違いなく人それぞれ、千差万別なはずです。千差万別のいい家を「どれだかあるのか分からないほどの企業が手掛けているわけです。」
かっこいい家。かわいい家。高い家。安い家。使いやい間取り。地震に強い家。暖かい家。広いお庭。便利な家。。。。きりがありません。
きりがないから、自分が売っている家をお客様にとって最上のものとして売るのが営業です。
木の家がいいというお客様に「うちは鉄骨です。ごめんなさい。」という営業がいるでしょうか。気の利いた営業であれば、木よりも優れた鉄骨の家の利点をお話し、工場見学とかにお連れするよう仕掛けるものです。
漠然とした想いの状況であれば、営業の説明一つでどうにでもなる。経験値のほとんどない買物である家は、それほど知識差があるわけです。
場合によっては、住宅展示場をまわっていろいろな話を聞くうちに、何をどういう基準で選べばいいのか分からなくなるという人もいるでしょう。
いや、経験上、こういうお客様は多いのです。その先が第三者的な紹介窓口という流れです。
これでは、自分の想いや意思とは違った買物になりませんか!
生涯で最も高い買物なのに。。。
場合によっては生涯住み続けるかもしれない家なのに。。。
こんなことが後悔へとつながる理由だと考えます。。。
ましてや、情報を整理できてない状況では、いい営業かどうかを選別する段階ではありません。この段階で住宅展示場へ行ってしまうことのもう一つの失敗は、そこで対応した営業が担当になることです。
特に、モデルハウスを運営しているハウスメーカーや工務店では、この担当した営業が家造りの窓口になります。窓口といってしまえば安易すぎますね。
営業が設計や工事担当者をプロデュースする。こう言い換えたほうが適当でしょう。
プロデュースする者の伝え方一つで家づくりの方向性が決まるといっても言い過ぎではありません。
その重要な役割を持つ営業が経験の浅いものだったり、自分ことしか考えてない営業だったりしたらどうでしょう。はっきり言ってストレスです。
いい営業に巡りあう段階ではないのです。
家への想いが整理できるまでは
住宅展示場へ行ってはいけません。
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