広島の住宅購入サポート 三笑塾 塾長

家の価値は見栄えや価格じゃない!

本日の日経の社説
「時給千円時代を乗り切るには」について思うこと。

賃金は労働の対価だ。生活用品や生産物は技術の進歩で安くなった。建築でいえば木肌のプリント合板なんてのもそうだろう。外壁や設備機器もそうだ。昔のフロアーや設備機器のように見方によれば安っぽくもない。それに、施工も楽チンなものも多い。

だからって、誰が取り付けても同じってわけじゃないのが家なんだけど。。。大工さんの単価もその他職人の単価も、いわば坪単価ナンボの世界であり、「熟練の腕や技術」による単価を求める元請けがどれだけいるだろうかという状況だ。

日経の社説には、深夜営業を縮小する動きやセルフサービスの動き、深夜料金について見解を述べている。そして、最後の結びは、

ー前略ー「サービスの提供方法を徹底的に研ぎ澄ませた企業だけが、時給千円時代を生き残る」とある。

住宅に当てはめて考えてみる。

ほんとだな~と思います。住宅でいえば、安さを競ってろくでもない建物が建つ。確かにそれでもいいという人もいる。事実、僕の経験でも「あと、10年住めればいいんだから。」と、いわれたお客様もいる。僕には理解できないが、そういう世界もあるのだろうと知った。

利益を度外視して家を建てるなんてことはあり得ない。企業は。確実に利益を追求する。安い家は必ずどこかでコストカットがなされている。(ここでは本題と違うので触れない)

その一つが職人の単価。飲食店のバイトでも昇給があるというのに、職人の単価は多くの場合、坪単価ナンボの世界。それなら早く仕上げたほうがいいってなるでしょ。

実際、弊社は着手から引き渡しまで50日です。なんて、早さを競ったセールストークもありますよね。職人の立場で言えば、少々雑になろうと、本当はこうすべき納まりがあろうと、簡単に納めてしまったほうが楽だし喜ばれる。家がですよ。(機械が作るわけじゃないんだからそうなるよね。それに、その程度だから平気で工程を狂わすし。。。)

家は経験値の少ない買物だから

家って、高価な買い物でしょ。それに、経験したこともない買物。だから、普段の思考とかけ離れてしまう。そのため普通のことさえも気づかないんだ。

例えば、ガソリンなら車に乗ってスタッフが給油するより自分で入れれば少なからず安い。それでも、ちょっと調子が悪いからとエンジンみてもらいたければスタッフが常駐しているスタンドで給油するでしょ。整備費もかかるしガソリン代も高い。普通にサービスへの価値を認め高いサービス料金を支払う選択をしている。

ニトリの家具だって自分でDIYできなければ組み立てサービスを利用している。車で持って帰らなければ有料でも配送サービスを利用している。

なのに、一生住み続けようとする家に対して、工場で生産される商品のように表面的な傷に敏感な程度でいいのか!傷は生活すれば必然的についていく。そんなもの家の品質とは全く違う。

極端に言ってしまえば、表面的なものなどどうでもいい。(僕的に言えばそんなもの消費財だ。気に入らなければ変えればいい)そんなものより大切なのは、基礎や木構造、雨仕舞や断熱施工だ。そこには注文住宅のお客様でさえ、無頓着な方がおおいのはどういいうことだと思ってる。

日経の社説の通り、他の業界がサービスの質を徹底的に研ぎ澄ませ、サービスの質に変化が生じればいいと思う。その結果、家でも、「安い」「高い」の本質がどこにあるのかを契約前に考える習慣がつくのではないだろうか。そうならなければ本当に良い家が価値ある価格で提供されない。選ばれない。造られない。職人になろうとする人がいなくなる。

低金利や地価上昇で「家」に求めるものが資産性という「暮らし」とは違う場所で選択されるのが最近の市場だと思っている。そんな声が大きいからこそ感じる独り言のようなものです。しかし、家に安らぎや豊かさを求めるとしたなら、デザインや性能。一つ一つの素材や施工というのはとても重要なものですよ。

なにも注文住宅に限った話ではありません。中古住宅を購入してリノベするにも、「古い」「新しい」のジャッジなんてどうでもいいわけです。大切なのはあなたが求める暮らしが叶うのかということでしょ。

そのためには、住宅業界こそサービスの質が問われるべきだと思うんです。。。。その質を求めるのは賢い消費者であるあなた。ご一考いただけると幸甚です。

 


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プロフィール

名前 田中 法人
職業 広島の住宅購入サポート
通称 三笑塾 塾長
住まい 広島県
生年月日 1966年2月20日
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