2018.09.25
一般的に住宅を購入するということは、「土地」「建物」をそれぞれ購入するということ。所有権を取得するということです。マンションは購入者で区分に所有するということです。ちょっとした違いはありますが「所有」です。
もう一つがバブル期後くらいには結構ひろまった「定期借地権」。住宅の場合一般定期借地権が該当します。概要は、期間は50年以上として設定。期限がきたら契約の更新はせず(建物の築造等も含めて)建物の買い取りもせず期間の延長もせずという法律です。詳しくはこちら
借地権ですから地代を支払うわけです。購入とどっちがお得って話です。広島の地価でも利便性がたかく環境の良い土地を購入しようとすれば2000万円オーバーは当たり前。2階建てで収めようと思えば土地形状がいくらよくても30坪以上は欲しいところです。そうなると2500万円オーバー。ちょっとしたお庭も欲しいとなれば土地だけで3000万円~4000万円です。
3000万円の土地を35年返済(金利1%として)したら月額84,685円。もし、この土地が定期借地権によって月額地代が3万円程度であれば(僕の価値観)、建物を建築しても、理想的な場所に理想の家を建築することができるのかもしれないなと思ったりもします。(実際は地代のほかに一時金(権利金、補償金など)が必要です。固定資産税は借地のため土地分は必要ありません。)
実際は僕の価値観とは程遠い地代が必要な感じですね。僕がここまで低い地代なら考えなくはないという程度なのは
①まず、そこまでして都心に住みたいとは思わない。仮に2000万円の土地なら前述した条件と同じ場合月額56,457円。このケースであれば、地代をはらうより収入を増やす方法を考える。もしくは支出を減らしてでも所有したい。
②50年後に解体更地にしなければならないわけです。途中、メンテする気持ちになるだろうか。自由にできないものに対する価値は僕には低い。特に定期借地権のマンションなんて解体費積上がるんだろうかというおおいなる疑問を超えた不安。
そもそも、自分でコントロールできないものには常に不安が付きまとう人。所有権のマンションでも同じように考える人なので定期付借地権のメリットはメリットと考えることができない。
ごめんなさい。すべて僕基準です。僕基準から考えたとき定期借地権を利用するならという条件が見えてきませんか?
定期借地権を利用すべきという方の意見も見方考え方からすればごもっともなこともあります。例えば、3000万円や4000万円もする地価では購入をあきらめざる得ない方でも定期借地権なら購入可能かもしれませんものね。こう考えるとよくある「賃貸VS持ち家」とかも同じ。自分ではデメリットがメリットとして上手に表現されていたりするわけです。
この記事は、定期借地権活用の記事を見て反応したブログです。活用したい方と僕のメリットデメリットは全く違うわけです。
住宅購入を検討する方に言いたいのは、すべての情報は発信側の立場によって違うわけです。いいかえれば情報なんて参考程度のものにしかならないのです。自分軸に置き換えるための情報でしかないうこと。その自分軸が見つかってないから悩むわけです。
自分軸を見つけましょうね!ってお話でした。
広島周辺でマイホームをご検討の皆様。また、お悩みを抱え他社の住宅相談カウンターへ行ったが解決できないという方。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。私は、ハウスメーカーの支店長として多くの経験を重ねてきました。その経験とスキルをもとに、お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
お気軽にお問い合わせください。ホームページはこちらです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |