2018.08.10
住宅購入時の資金計画において、支払いの目安になりやすいのが「家賃」です。現在支払っている家賃と同程度であれば購入後の生活も想像しやすいですからね。
この計算式の肝は返済年数です。一般的によく使われるのは35年返済でしょ。この低金利時代、考えている以上に大きな借入ができると感じるはずです。
例えば家賃10万円とした場合
0.7%金利で35年返済の場合借入可能額は=約3720万円です。
毎月の貯金が5万円として、そのうち2万円を資産形成なんだからという理由付けをもとに2万円を支払いに回します。するとプラス740万円借り入れ可能です。家賃(10万円)+2万円の支払いを目安とすれば4460万円+自己資金がマイホーム予算となるわけです。
「返済年数」「金利」この選択方法により支払い可能額は大きく変わるということです。
また、ライフプランの考え方では購入時の年齢は大きく関係します。30歳時に購入すれば65歳で返済は終了します。しかし、40歳時に購入すると75歳まで返済が継続してしまいます。老後資金大丈夫でしょうか?教育費大丈夫でしょうか?35年という長期にわたる支払です。リフォームに対する備え、車の買い替え、不慮の事故や病気への備えは大丈夫でしょうか?
家賃を基準に住宅ローンの支払額を決めるのは安易すぎます。検討すべきは人生を豊かに過ごすための住居のあり方。そのうえでお金との上手な付き合い方が大切なのです。
気を付けてください。ライフプランも家を売るために利用されてしまうとたちが悪いものです。最悪のライフプランへ変貌します。
これまで僕のところへも、考えられないポジティブすぎるライフプランを不審に感じたお客様から相談がありました。それも一度や2度じゃありません。はっきり言って頻繁です。
売る側が用意したファイナンシャルプランナーもどきの方々が無料で作成するパターンです。(なぜ無料なのかはここでは触れません。ようは下請けです。)家を買えるように作文するわけです。これは無意味というより最悪です。
ライフプランにおいて大切なのは第3者性。もしくは完全にあなたのエージェントとしての機能です。「こういうケースはどうなる」などなど、人生の選択におけるコンサルティング力を発揮できるライフプランです。
広島周辺でマイホームをご検討の皆様。また、お悩みを抱え他社の住宅相談カウンターへ行ったが解決できないという方。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。私は、ハウスメーカーの支店長として多くの経験を重ねてきました。その経験とスキルをもとに、お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
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