2017.10.05
「家は三回建てないと満足できない!」こんな言葉をよく聞きました。
その言葉を聞くたびに、「そんな馬鹿な話あるかよ。誰が3回も建てれるってんだ。そんなことにならないためにプロがキッチリサポートするんだよ!!」このように思っていたし、発言もしていました。
今は少し違います。僕や建築家が考える空間や言葉を理解できる施主なんてほぼいません。ずっと、空間のことばかり考えているプロと素人では違うのです。共通言語から探し始めるべきなのかもしれません。では、その差を埋めるために、一つひとつ細かに確認出来るかといえばそれも現実的ではありません。
施主との差を補うためには、出来る限りわかりやすい図面。出来る限りわかりやすい言葉や表現が大切なのです。最近では、3Dキャドによるプレゼンも普通に使用されています。わかりやすいといえばわかりやすい。。。平面的なものが二次元三次元で空間を認識できるわけですからね。
一方の見方とすれば3Dキャドを利用してのプレゼンは誤魔化しにも通じます。ズドンどキャドのイメージにより素材や色を判断。施工上の細かな納まりなんて理解できません。勉強すればするほど、暮らしてみれば見る程、「ここ、もう少し綺麗に出来なかったのかな~」という後悔につながるかもです。
思うに3Dキャドをはじめとした最新のツールは、少しでもわかりやすい言葉や表現を補完するものでしかないのです。微妙な色合いや納まりはアナログ的に自分自身の目で確認する。マンガで確認する。ということが大切です。それには、時間と根気が必要です。それだけの時間や忍耐が必要になってきます。
効率的になってきたと言っても、プレゼンする側と施主側の時間と忍耐は相反するケースが多いにあります。お互いどこかで妥協点を探しています。場合によっては施主側が価格や入居時期から妥協するケースもあります。予算内に納めるためにプレゼンする側が妥協する事もあるでしょう。これは程々の着地点を見つける作業です。満足を探しているのとは違います。
少しでもマイホームを満足するためには、僕は信頼できる建築家や工務店に「任せる!」これが最も満足に近づく方法だと信じています。もちろん、適当な建築士や早く契約して欲しいだけの営業マンではありませんよ。信頼のおける建築家や工務店です。
信頼できる理由は、彼らが創った家が好きだからです。であれば、その好きを信じましょう。家に対する思想が好きなら波長は合うはずです。
多くは語らず、暮らしを語る。
その上で信頼する建築家に任せてみる。
任せたうえで提案されたプレゼンを彼らの言葉で表現してもらう。
そのプレゼンに住んでみたいと思えば、新しい夢みる暮らしは完成です。
満足度合いは間違いなく高いはず!
あたるも八卦当たらぬも八卦。騙されたと思って任せてみる余裕のある方は是非試してみてください。少なくとも、そのプロと信じる方の力量を知るには一番の近道であるのは間違いありません!お試しあれ
広島周辺で注文住宅を検討している方の中には、そんなこといっても誰に頼んでいいかわからないというかたもいらしゃいますよね。そんな方には僕視点からベストな建築家や工務店をご紹介することも可能です。お気軽にお問い合わせください。初回相談は無料です!
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