2016.12.01
注文住宅でもリフォーム工事でも、請負ってくれる業者を選定するのはとても難しいものです。住宅展示場という『見て・触れて・感じて・比べて』という場はあるけれど、それはあくまでも広告塔でしかないということを忘れてはなりません。
住宅展示場は素敵だけど、実際に建築されている家は、どっちを向いているのか分からないような家が多いでしょ。迷って当然なんですね。
選定するのに一番いい方法は、実際に建てた家を注意深く見ることです。前述したとおり住宅展示場が素敵でも、実際に建った家というのは、本当に同じ会社が建てたのかというような建物ばかりということも多いでしょ。
モデルハウスの場合、設計者も職人さんも特別な方々を呼び寄せれば出来上がります。だけど、そんな方々をずっと雇用するためには歴史であったり、しっかりとしたブランド的な価値がその会社になければ無理というものです。
こんなケースの場合、設計段階からモデルハウスとはまるっきり違うコンセプトで家創りが進んでしまうという図式。。。。
モデルハウスは素敵でも、その会社は、素敵な建物の建て方を知らないっといったほうが正解なんだな。
よくある、営業が良くしてくれたという理由は絶対避けなければなりません。選定理由が、モデルハウスで見た、○○○な家だったり、○○○のインテリアセンスだったり。これらは全て、借り物でありパクリものという笑えない話は嫌でしょ。
百歩譲って、借りものでもパクリものでも、どんなに悪党でも、想っていたものが施工できればいい。サボる話や手を抜く話はチェックし図面通り約束どおり完成すればいいんだから。
だけど、そのモデルハウスのレベルをもちあわせてない会社だとしたら、そもそも論だけど何言ってもわかってもらえないんだよね~。これでは、どうすることも出来ないでしょ。
覚えておいてほしいな!施工は持ち合わせているレベルの仕事しかできないということを。。。
くどいけど、住宅営業マンが良くしてくれたという話なんてのは、その会社の施工事例をじっくり観察できた後、テーブルにのっかって初めて具体的な話へ進む。その時こそが、住宅営業マンの実力が家創りを左右する時だったりする。その具体的な話の先というのが住宅ローンの選定だったりスケジュールの調整だったり、見積もりの調整や税額の算定などなど、プロ野球選手のエージェント的なお仕事だと思うんだな。
そこには何となくの「良くしてくれた 」なんてないでしょ。どう条件を引き出したとか、住宅ローン減税の最も効果的な取得方法とか、具体的な話でしかない!
別に請負業者のできの悪い営業に依頼しないでも、外部にいる僕のような不動産コンサルタントやファイナンシャルプランナーに依頼すればすむ話でもあるんだ。
ということで教訓
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