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建築家との家づくり/心構え

 

wireframe of cottage

僕は2級建築士だ。僕が設計した家も10や20ではきかないほど建っている。そこそこのセンスは持ち合わせていると思っている。設計することも基本的には好きだ。

だけど、自分の家を自分が設計して建てたいかというと別なんだな。上には上がいるもんね。そんな認める人に設計して欲しいと思うでしょ。僕の仕事は、僕の考えを伝えること。練り上げるまで議論すること。これは、そのまま施主である皆さんの家創りにもいえることだと思うんだ。

神は細部に宿るといったのは、建築家ののミース・ファンデルローエ。練り上げたギリギリのところに素晴らしく無駄のない空間でありデザインが生まれるってことだと思ってる。僕は建築の仕事を通じて感じることができる。

僕の視点から感じる、素晴らしいなと思える建築家の先生方というのは、色々なモノを見、色々なモノに触れ、旅をする。酒を飲む。その積み重ねが独自のデザインとしてあらわれてくるんだよ。たった一つの壁の線が全ての空間を取り仕切るっての。。。まとめるんだよ。まるでマジックだよ。

僕が尊敬する師匠は、910mmの1/100の線をフリーハンドで書くのに、体勢を変え、鉛筆を削り、消し、又削り、を繰り返す。理由を聞くと、自分の納得いく線がかけないという。酔ったら僕は世界を3周する程線を書いたとよくいってた。

いまだに何を言っているの真意はよくわからない。(笑)だけど、納得がいく線が引けた時のプランニングは素晴らしいんだな。線を引くことで頭の中に絵が立体化するのかな。。。。神が細部に舞い降りるんだとしか思えない。。

そんなこんなだけど、総じていえるのは、多くの建築家という人達は変わってる。とりとめのないものの見方を肴に朝まで飲める人もいれば、ずっと同じ景色を1時間でも2時間でも見続ける人もいる。

視点が違うからこそ、一つの線に拘り向き合えるのだと考えるようにしよう。そんな結論に達したのが僕だが、普段かかわることのない施主の皆さんは組ずらいだろうなッとも思う。

建築家との家創りはヒアリングしてプランが出来上がるまで2週間や1ヶ月は当たり前だ。ハウスメーカーで家創りを経験した。もしくは経験しようとしている人からすると、きっと「ヤル気あるの?」と感じるに違いない。

僕がいうのもだけど、でもね、わかってあげて欲しいんだな。0.91cmの線を引くのに1時間も2時間も、何度も何度も書き直す生き物なんだ。納得できない空間を提案なんてできないって人達なんだ。

もちろん、自分が書いた空間通りに施工がなされてない。となれば、怒るよね。好意的に見れば頼もしいでしょ。

時間はかかる。言葉足らずでもある。何を考えているかわかりずらい。

それでも、僕が考える究極の家創りは、設計に惚れ、デザインに惚れ、自分の想いを練りに練り、引き出してくれる建築家との家づくりだと思うんだな。そんな建築家には素晴らしい工務店もついているしね!

なので、あせらない焦らない。

これが建築家との家づくりに絶対に必要な心構えです!!

 

追伸 建築家の先生方へ、笑って許してね!

 

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プロフィール

名前 田中 法人
職業 広島の住宅購入サポート
通称 三笑塾 塾長
住まい 広島県
生年月日 1966年2月20日
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