2016.12.03
夕日が沈む美しいロケーションも西日がきつくて嫌だという人もいると思う。人気の駅徒歩5分なんて僕的には正直どこが良いのか分からない。この場所いいな~という感覚は誰も違うのだ。だが、この場所駄目でしょという感覚は流石に違わないと思っていった。そう信じたいという願望がある。
こんな仕事をしているから信じたいという感覚は僕的にはとても広いと思っている。マイホームを購入するにあたってはロケーションに価格という重要な選択基準があるからだ。仮に車が離合できなくてもその分もとめ安い価格ならOKだと思う。価格がバランス調整をしてくれているのは不動産も同じだ。
誰も建築などしたくない面倒な土地に新築を建て続ける友人もいる。好んで購入してくれているお客様もいる。この場所でこの価格。敷地はヘンテコな形だけどね!ワケアリマイホームとでもいうのかな。。。
話がそれた。この場所駄目でしょの感覚についてだ。どんな消費でも理由が明確というのはいい。ヘンテコな形の土地だから安く買えるんだよ。なので建売しても安く提供できる。だが、それでも友人は間取りに拘り暮らし安さを求めている。だからこそ、お客様に支持されているんだ。
一方でヘンテコな形に無理やり詰め込んだだけの建物というのもある。ヘンテコな形の土地だから安い。ここまでは同じだ。無理やり詰め込んだ家が暮らしやすいなんてことはない。街も同様だ。無理やり詰め込んだ色々なモノが街の景観を汚くする。
行き止まりばかりの道路。アスファルトは沈んでつぎはぎだらけのように映る道路。色々なモノが道路にはみ出している景観。そこに、無理やり詰め込んだ建物が立ち並ぶ。駅徒歩○分かもしれない。予算も手に届く範囲かもしれない。そんな理由で売れる建売住宅。僕的にはこれは駄目だ。でも売れる。駄目でしょの感覚は僕にはわからないということだ。
それでも言いたい
自分が住む家が誇れるだろうか!お友達をよびたいと思えるだろうか!そんな場所に住みたいと思わないかい!?
そう思う方は、歩くことだ。街をゆっくり歩くことだ。どんな壁の家が立ち並んでいるか。電柱は傾いてないか。道路はつぎはぎだらけではないか。その場所に同化できるか感じるべきだ。
それはだれの責任でもない。これから住む人の責任だ。
ご一考を!
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