2017.03.16
注文住宅は自由に何でもできるぶん妄想もひろがります。夢のマイホームへの道のり、楽しくないはずありません。その確実な一歩がプランニングです。何度も何度も話を聞いてくれ、何回も何回もレスポンスよくプランを書き変えてくれる会社に好感持てないはずはありません。
常に利用する洋服屋さん。僕の趣味を理解し過去の購入履歴も把握した上でコーディネイトしてくれます。笑顔で無理を聞いてくれる馴染みのお店です。少々、値段が高くても他のお店では買えません。
ここからは「好感」という似ているようでまるで違う物語です。洋服は手を通すことで具体的に購入後のストーリを想像できます。どんな暮らしが自分にあっているかもわからない。構造的であり幾何学的である専門的な知識を有する家造りとはまるで違います。
打ち合わせる上で二度や三度の大きなプラン変更はあるでしょう。全体的なプランが決定した後も、ちょとしたサッシや壁の位置、照明配置等は考えを練り整理するためには必要な行為です。
一方で、なんだか「良くしてもらった大会」のように、5回や10回、場合によっては20回もプランを書き変えてもらった的な話を聞くごとに、「あ~あ、また、素人と素人の家創りだよ。。。」とげんなりします。
何百枚と撮った写真の中から厳選した1枚を世に出すのがプロカメラマンです。撮った数だけネガを提供してくれるカメラマンが多いのですが失礼ながそんなカメラマンは素人でしょう。使う写真は数枚です。その数枚をカメラマンとして提供する自身がないからの行為ではないかと感じます。
あなたの「暮らしたい!」をヒアリングして、プロが設計するわけですよ。。。一発必中があたりまえ。5回も10回もというとそりゃプロじゃないわけです。
失礼ながらお客様は素人です。素人がさまざまな情報を仕入れそれを間取りにとりいれようとしてもそりゃ予算オーバーします。建物がゴチャゴチャで使い難くなります。そんなことが、なんとなくでも感じるからこそ、次へ次へとプラン変更をお願いするわけです。
この流れに、設計者がいるとは考えられないのです。想像するに、担当営業が社内の誰にも相手にされず自分でプランを書いているのでしょう。お客様との時間を穴埋めをしているというのが関の山ではないでしょうか。もしくは、設計さえもろくな人材がいない会社や営業所なのかもしれませんね。
自分でいうのもですが、僕はこれまでのキャリアで素晴らしい建築士の方々に恵まれてきました。たくさんの素敵な家を造ってきました。サポートしてきました。一方でそれ以上に、残念な流れや残念な間取りをたくさん見てきました。
残念の大きな原因は、ここで示したように、お客様主導で進むプランニングです。プロがプランニングしてないことが原因です。。。この場合、間違いなく変更したプランは5回10回と多くなるわけです。
何となくでも思い当たる方は、仕切り直しすることも考えてみるべきかもです!!
広島市近郊で注文住宅を検討している方へ、なんとなく家づくりがしっくりこないという方は、販売するプロ主導の家創りになじめない方が多いようです。(あたりまえですいたって健全です)残念ながらこのケースとは、住宅展示場をはじめとした表向きの家創り現場です。
私はお客さまの代理人として家創りをサポートします。初回相談は無料です。お気軽にご相談ください。
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