2017.03.30
僕が好きな建築家はフランク・ロイド・ライト。その流れをくむ故・吉村順三氏。そして、僕にとって宮脇檀さんは吉村順三氏は小難しい建築思想をより身近にしてくれた建築家です。その宮脇さんがこう語っています。「私にとっては卒業後の長い間の私を支配してしまう強さを持っている吉村先生が、やはり私の生涯の師であろう」と。
その吉村順三氏がモデルとされる小説が面白くないわけがない。
一気に読了しました。
これから注文住宅を建築するかたにも参考になる小説です。
建築家というものがどういう思考であり、何故、そのような思考になるのかというものをこの本が教えてくれるような気がします。僕の師匠が語っていた同じような言葉や思考もここに描かれています。
そう考えると僕の思考の原点は師匠であり、その師匠の思考や表現を本や画像の中で探し当て、つながったのが宮脇壇氏であり吉村順三氏でありフラン・ロイド・ライドのなのかもしれません。
そんな僕が感じるのは、美しいものを美しいと追求できること。普段の生活や思考さえも美を追求するスタイルがあること。ファッションや音楽。言葉の表現や醸し出す雰囲気。人生に美を求める感性をその方から感じることができるか。美しい建築を求める人にとってパートナーとはこういう建築家のことを言うのだと思います。
プランをひいてもらうまでもない。見た目にセンスの欠片も感じない建築家と話すのは時間の無駄です。そんなことを教えてくれる読書になるはず。お勧めです!ご一読を!
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