2019.03.13
安心して中古住宅が購入できる流通こそが豊かな暮らしの第一歩と考える僕の視点は、日本には良質のストック住宅が沢山あると考える人です。人口減少や家族構成の変化、自然の流れは新築よりも中古流通の促進。
一昔前とは違いかなり中古住宅の流通が増えてきました。とはいえ、低金利の今。新築住宅を検討している方にとっては買いやすい。新築の競争も激しい。しかも消費増税前。これをチャンスと捉えれないかそんな話です。
ハウスメーカーが受注をどれだけ残して新しい期を迎えるかは来期を占うためにもとても重要です。そのためには、なんとしても受注を積み上げたい。これがハウスメーカーの本音です。(受注残は来期の上半期の売り上げを読むために大切な指標です。)
そのため、大々的か?内緒か?まず間違いなくキャンペーンが始まります。在庫一掃処分なんてのも始まるかもしれません。現在は3月中旬。ラストスパートです。打ち合わせが佳境に来ている方にはソロソロ内緒話を耳打ちされるかもしれませんね。
家をバナナのたたき売りと同じにするのは嫌いですが、月末や年度末の値引きはハウスメーカーの常套手段です。そんな値引きやサービスも前述したような理由から普段では考えられないようなケースもあるはずです。
値引きやサービスの交渉ごとについての手段は、「相見積もりをとる」「完成後のオープンハウスに協力する」などなど、ネットで色々書かれています。間違いではないのですが。。。
支店長をしていた僕の経験でいえば、「相見積もりをとる」「完成後のオープンハウスに協力する」など、お客さまからお願いされるまでもなく値引きするための言い訳が欲しい。これがハウスメーカーの本音です。(値引き無しで購入したお客さまに言い訳する理由が必要でしょ。)
注意して欲しいのは、値引きで頭がいっぱいになり、建築する建物の仕様や設備に対する充分な認識がないままに契約先を決めるということです。
同じ30坪の建物でも1500万円の建物もあれば3000万円の建物もあります。相見積もりするにも同等の仕様・設備・構造でなければ比較しようがありません。3000万円の建物を提案していているハウスメーカーが希望であれば、例え1500万円の建物を百万円値引くからといわれても契約しませんよね。
オーダーメイドで自由にできるのが注文住宅です。値引きやサービスよりもバランスよく素材を選び、コストを抑える方法を探ることも重要です。その過程により、何が大切で何が不要なのかという思考が整理されるのです。
値引きとか相見積もりは、充分検討した結果の先にあるものです。検討の途中段階で値引きに釣られてしまうから「こんなはずじゃなかった!」という不満が後を絶たないのです。
3月末の決算期をお得な契約につなげるには、充分検討できるだけの余裕あるスケジュールが大切です。その結果、ハウスメーカーからお願いされる条件を冷静に判断することで失敗の無いお徳な契約につなげましょう!
月末夜中まで契約の詰めに走り回っていた僕の経験論です!
弊社は、広島市に所在する不動産FPコンサルティング事務所です。お客様の代理人として住宅購入にたいするコンサルティングおよびサポート業務をおこなっております。お客さまからも、多くの感謝の声をいただいております。住宅購入の不安や悩みはお気軽にご相談ください。
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