結婚と注文住宅の意外な共通点

結婚と注文住宅の購入は、驚くほど似ています。恋人との関係を深めるのと同じように、注文住宅を建てるためには、長期にわたる計画とパートナーとの信頼関係が重要です。

しかし、残念なことに、時として見た目に騙され、理想のパートナー（またはハウスメーカー）が思っていたものとは異なることがあります。

外見だけで判断しない

外見が魅力的な人を見つけるのは簡単ですが、性格が外見と同じように魅力的とは限りません。注文住宅においても、すばらしいモデルハウスに魅力を感じるはずです。

でも、そのモデルハウスを運営しているハウスメーカーや工務店の能力や品質がそのモデルハウスに見合ったモノかどうかは別物だったりします。

真実とつかみ現実を認識する

恋愛と同じく、注文住宅の選択も、感情や期待が大きく影響します。

しかし、大きな買い物であり難解であるからこそ、一目惚れに近い感覚であっても、自分が正しいと信じ、自己を正当化している人が多いように見受けます。

失敗しないためには、真実をつかみ現実を認識し正当な評価の上で決めることが大切です。

契約（婚約）の重みを理解する

注文住宅の請負契約は、結婚の結納に似ています。契約はお互いの約束ですが、それがすぐに破棄される可能性もあるということです。

この段階で契約を破断にするには勇気が必要ですが、実は聞いていた話とまるで違うなどの話しに対しては、勇気をもって破談することが最善の選択です。

新生活（着工）の始まり

結婚生活が始まると同じように、注文住宅の建設も新しい生活のスタートです。しかし、着工から完成までの間には多くの課題が待ち構えています。

結婚も注文住宅も、「木を見て森を見ず」の視点ではうまくいきません。美しい外観だけでなく、内面にも目を向けることが大切です。全体像を見て、詳細に目を通し、彼らの本質を理解することでしか想いが完成されることはありません。

「言葉や表現に嘘があっても製品に嘘はない。メーカーにとっては製品の一つひとつがそのメーカーのすべてである。」大好きな本田宗一郎さんの言葉です。

大量な商品を完成品として供給する車であればこの言葉通りですが、注文住宅は一邸一邸が全て別物です。言い訳もできればレビューの限界もあります。だらこそ、見た目だけで判断しないでください。

なお、僕たちは注文住宅の相談も承っています。お客様が安心して、自信を持って進められるよう、私たちは全力でサポートします。お気軽にご相談ください。