2016.10.02
戦後雨風をしのぐために量の確保が急だった「住宅政策」と表現される住宅の歴史。雨風をしのぐことが最低限の暮らしだったのでしょうか。真意については勉強不足ですが、暮らしにとって大切な雨風をしのぐことは、「家」にとっても重要です。
木造住宅の劣化現象は、「風化」「摩耗」「腐朽」「虫害」などがあげられます。その原因の多くは「水分」によるものです。いいかえれば、建物から水分をいかに絶つかということが重要です。水分を絶つことで腐朽菌やシロアリから家を守りましょう。
雨仕舞といい、雨水を建物に侵入させないためにどのような防水を施し、万が一、雨水が浸入した場合はどのように外部に流れださせるかを建物に施します。
材料ごとに必要な勾配を確保します。屋根材の下にはルーフィングを張ることで屋根材から雨水が侵入してきてもルーフィングによって雨漏れを防ぎます。屋根の勾配があるから雨水軒先から抜けます。
外壁も屋根と同じような考え方です。外壁で雨風をしのぎ、万が一雨水が侵入してきても下地の防水シートで雨を建物に侵入させないようにします。
シーリングは、経年によって劣化し切れたりします。また、バルコニーなどの防水層も劣化し切れたりします。そこから雨水が浸入し劣化が進行します。
雨漏れが以外では、漏水、結露、土中からの湿気が水分による劣化の原因と考えられます。全て注意さえしておけば改善できます。早期に発見できるものばかりです。
自分の家であれば定期的点検すれば良いだけの話です。(しない方が多いでしょうね)中古住宅を購入する場合、このような症状に気付かなかったことを想像してみてください。どれだけの費用が必要になるのでしょうか。そもそも、知っていたらとするとその家を買ったでしょうか。
ホームインスペクションを利用すれば、そんな失敗を防げます。保障があるか安心ではありません。ライフスタイルに沿った暮らしを実現するためには、その家の真実の価値や安心の暮らしをイメージし適正な対価で購入すべきです。
暮らすシーンを想像するためにもホームインスペクションは不可欠です!
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