車の場合クラウンを買いに行って、間違ってカローラを買うなんてことは無い。だが、注文住宅の場合はある!そんな話です。
住宅展示場やモデルハウスはキッチンもお風呂も床材も、車でいうところの最高グレードの素材で施行されています。いわゆるオプションです。実際そんな最高級グレードの素材で家を建てれるかというと、予算にも限りがあるわけです。そうそう住宅展示場やモデルハウスと同等仕様の家など建ちません。
ドレスアップされたクラウンを試乗させ、フルノーマルのカローラを売る!これがハウスメーカーに多い注文住宅営業の実態です。このように消費者の購買意欲を煽って商品を販売する商法を催眠商法と呼ぶそうです。
催眠商法と注文住宅営業。一緒にしたくは有りません。しかし、これまで示したお話しでは何ら変わりませんよね。違うというなら「あなたが今から建てようとしている住宅はモデルハウスとは違います。こんな間取りの住宅です。キッチンは○○です。」このように正確な見積書と丁寧で正確な説明があるべきです。
この説明が適当なケースが多いからトラブルが絶えません。適当な表現や説明で交わし契約を誘導する。お客様はモデルハウスとは違うという事は気付いていても、まさかの建売レベルだとは露程も思っていません。気付いた時はもう遅いのです。催眠商法よりタチが悪いのは、しっかりとして請負契約を締結しているということです。
日本人はサービスにお金を支払わないといいます。「おもてなし」の文化があるから必要ないともいわれています。本当でしょうか?マニュアル通りの接客がおもてなしでしょうか?請負契約という道筋を通せば安心でしょうか?
モデルハウスは外部の建築家にデザインさせる。そんなハウスメーカーや工務店でいっぱいです。、なぜでしょう。自社には、モデルハウスのような住宅をデザインできる人材や能力がないのです。
見分け方は簡単です。検討企業が最近建築した家の場所を教えてもらいましょう。お客様はモデルハウスを気に入って家を建てるわけです。ここで示したような催眠商法のような企業の場合、実際お引き渡しされた家は似ても似つかない別物の家です。
モデルハウスに騙されないこと!
注文住宅で失敗しないための一丁目一番地です!!
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