2016.10.02
耐震性はもとより安心安全に暮らすためには、建物の基礎が健全な状態であるという事は特に重要です。ご自身でも、基礎にひび割れや欠損があるかなどは、注意深く観察すればお気づきになることもあります。
ひび割れが建物の構造に直接影響することなのかどうかは、ひび割れの状況により異なります。(ひび割れがあるからその建物は健全ではないということではありません。)
建物を支える基礎にはさまざまな特徴が見えかくれしています。ここでは、そんな基礎についてのお話しをさせていただきます。

1950年以前は柱が基礎の上に乗った独立基礎が中心でした。コンクリートの他に自然石などが見受けられます。その後1950年に建築基準法が制定され建物の外周部にはコンクリートの布基礎と定められました。ただし、内部は上図のような独立基礎です。

1971年の改正で建物内部もコンクリートの布基礎にすることが定められました。ただし、基礎のベースが薄く適切な基礎形状とはいえない建物も多いのが実情です。

その後、1981年、いわゆる新耐震基準による改正により、徐々に鉄筋入り基礎が広がってきました。そして、2000年の建築基準法の改正により地耐力に応じた基礎構造が制定されたのです。
この事実を先ずご理解した上で基礎の劣化について確認することがいいと思い、汚い絵で前置きさせていただきまいた。
幅0.5mm以上のひび割れ。
この部分から水分や侵入して鉄筋の腐食を発生させる可能性があります。また、放置することでコンクリートの劣化につながります。構造耐力上の問題への疑いも考えられます。
深さ20mm以上の欠損
上記ひび割れと同じような現象に加え、既にコンクリートに何らかの劣化が生じている可能性が高いです。
コンクリートの著しい劣化
ひび割れや欠損が上記したほどのレベルでなくても広範囲に及ぶ場合は基礎が劣化していると考えられます。
錆び汁を伴う割れや欠損、鉄筋の露出
ひび割れが鉄筋まで到達しているから水が侵入し錆び汁が発生しています。鉄筋が露出している状態では劣化は進む一方です。
ここにしめしたような建物の場合、早急に専門家へ詳しい調査を依頼し補修方法の検討をしてください。

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