自粛生活お疲れ様です。
家で過ごす時間が長いと、家の快適性ってほんとうに重要ですよね。手狭な賃貸住宅で暮らしている方であればなおさらでしょう。
コロナが終息したら、ぜひ、マイホームのご検討をお願いします。(^^♪
ど~も、元ハウスメーカー支店長の田中です。
今日は、こんな時にマイホームをご計画される方への注意点を少々。
こんな時は家は欲しいけど「不安」ですよね。何が不安かって「お金」じゃないでしょうか?
コロナが収束しても経済はすぐにもとに戻るようなことはない。そんな声を耳にします。会社大丈夫だろうか?とか、どうしても長期のローンは不安になります。不安だから支払いを優先した計画になりがちです。
「支払い面を優先した計画」と、「快適な住環境」が同時に手に入るのなら問題ないのですが、そんな都合の良いことはありません。支払い面を優先すれば、「家」か「立地」の要望を下げるしかありません。
「そんなこと言っても35年住宅ローンを支払うあいだ何があるかわからないし!」正しい声です。
リーマンショックもほんの10年前でした。今後も誰もが、住宅ローンを支払っている最中に似たような経験をするはずです。「お金」を心配するのは当然のことです。
考えていただきたいのは、お金も間違いなく大切です。でも、お金と同様、もしくはそれ以上に大切なのは、「快適じゃなきゃ」ということです。「好きな家じゃなきゃ」ということです。
「お金」を優先しすぎた結果は、家に対する優先順位は下がります。その結果、好きでもない家での暮らしを選ぶようになります。その姿を想像してほしいと願います。
コロナ後は確実に世界は変わるといわれています。その一つが働き方です。時間の使われ方をはじめ現場レベルで働き方が進むはずです。どうあっても働く時間は減りますよね。
家族と過ごす時間が増えるのは間違いありません。家は寝るだけの場所。仕事に行くために便利な場所ではなくなるはずです。そうなれば、立地を優先して快適な環境を犠牲にしてきたこれまでの家づくりが見直される。
まさに、安普請の建売住宅や効率優先に詰め込んだマンションからの見直しです。
場合によっては建売やマンションの在庫があります。こんな時期です。もしかしたら価格ダウンで販売されるかもしれません。それでも、このブログの思考をご指示していただけるなら、「お金」だけを優先した家選びはしないで欲しい。
最後に、お金は大切です。それ以上に家の価値こそが大切なのです。
家の価値とは、家に求める想いであり、家族と過ごす時間や空間です。こんな時期だからこそお金以上に大切な価値を忘れず計画を進めてほしい。
昨日、愛着を持って家を選ばれたお客様から感謝のメッセージを頂戴しました。その声に気づきをいただいてのブログです。
長く住む。長く支払う。だからこそ、快適な家じゃなきゃダメなんです。
ご一考いただけると嬉しいです。