2019.10.28
日本の家は築30年もすれば基本的に「タダ」
場合によっては解体費を土地値から差し引かれる始末。
こだわりの注文住宅に5000万円かけても、築30年もすればタダかもしれない。なんで?と言われればボロだから?築30年もすればガタガタで住めたもんじゃないから?
じゃなきゃタダになるはずがない。。。
こんな悪循環によって日本の富は積みあがらないという。そりゃそうだ。アメリカなら5000万円で建てた家にメンテをしながらバージョンアップすることで5000万円どころか6000万円だったり7000万円で売れる。
日本は▲5000万円+解体費
一方アメリカは5000万円+α。
1件の家でですからね。国としての富が年間20兆円失われているとかって話はまさにって話でしょう。
実際本当に30年で壊れるような家なら、建てて数年で欠陥住宅だということがわかりますから。30年経過する前に壊されているか空き家ですよ。
劣化が進行するのは家も同じ。劣化が進行した個所は交換するとかリフォームする必要がある。(新築を買ってもそうだよ。はっきり言ってメンテナンスフリーなんてないから!)
メンテしなきゃ、リフォームしてなきゃ、30年も経てば住み方によってはボロボロです。とても住める状態じゃない。
ただ、そんな状態の家もボロボロなのは表面の可能性があるから面白い。表面だけ化粧しなおせば超一級品という家もあるんですね。
逆にそこそこの見た目の家だって、雨が漏れてるかもしれない。建物傾いてるかもしれない。給排水管ボロボロかもしれない。
運で家なんか買えないないでしょ!?
普通はそう。なので、欧米では普通に専門家に調査してもう。日本にはなそんな文化が無い。
そりゃまずいでしょと考えたのか、宅建業法の改正によって、媒介契約時にインスペクション業者の斡旋の可否をしめさなきゃならなくなったというのが今。(早い話、雨漏ってない?建物傾いてない?などなど、どんなコンディション化を専門家が調査してもらう。その業者を紹介しますけど利用しませんミタイナ感じ)
あっせんしてもらうのはタダ。インスペクションを利用するのにはお金がかかる。5万円~10万円くらい。
それで中古は不安ってのが解決できるのなら必要経費だと僕は思うんだけどね。。。
でも、国土交通省さんの資料によるとインスペクションの斡旋に対して希望がなかったのは82%だって。特に買主においては斡旋があったのが2%。
これを信じて議論されているのなら、日本の中古流通が安心安全な取引ができるようになることはない!
きっと、みんな知らないんだよね!
ポジティブに考えれば、こんな状況だからお宝住宅が「タダ」で買えるともいえる。なので、中古住宅を検討する方にとっては物件選びさえ間違えなきゃお宝がワンサカあるのが中古戸建市場なんだ。
そして間違わない物件選びがインスペクションってこと。この国土交通省のデーターはお客様性の本当の声じゃないのは明確。ちゃんとした不動産業者さんを見つけてくださいね!
仮に斡旋がなくてもインスペクション業者は日本中に存在しますから!広島でなら僕をご指名ください(^^)/
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |