2017.02.28

人が減りストック住宅が増え続け、空家の問題に手を付けなければならないというのに、今なお着工戸数が90万戸を超えているのは相続対策という名のもとに貸家が建築され続けているからです。
相続対策のみではありません。老後の年金がわりに、また純粋に投資として大家さんデビューを目論む方もいることでしょう。当然に大きな投資です。お勉強したうえで検討をしている方には大きなお世話です。それでも気になります。勝手に進めます。
広告物にドーンと掲載される表面利回り。重要なのは実質利回りす。固定資産税や経費を除いた実質利回りは低くなります。もちろん空室リスクや修繕リスクに滞納リスクもあります。変動金利で借入しているのであれば金利上昇リスクもあります。キャッシュフローでいえば建物部分の償却年数いかんでは税金対策も重要です。
午前中参加した、平成28年度住宅の取得・改修に関する支援説明会資料でも見て取れる通り(画像参照)、850万戸とも1000万戸こともいわれる空家の多くは賃貸用の住宅です。
資料によると全体の52.4%です。空家への取り組みに手が入れば、その他に分類される空家が賃貸にまわる事は充分に考えられます。しかも、賃貸用の空家もその他の住宅の空家も年々増えています。加えて建ち続ける新築住宅。賃貸経営が簡単ではないというのはデーターからも見てとれます。

このくらいの事は初歩の初歩です。大きなお世話なのでした。だけどそれでも気になります。僕のところには一般のお客様だけに限らず友人や知人の紹介から投資物件についての相談があります。
その方々からの話を聞いた後、決まってお伝えする一言は「何時ババを他の人に引いてもらいますか!?」そう!僕からすると、相談者が検討しようとしている物件とはババヌキのババがまわってきたとしか思えません。
不動産でいうババを引くのは決まって素人さんです。もっと先にババを引く素人さんがいるのでしょうか。。。インフレによる家賃上昇等々ポジティブシンキングで思考を巡らせても、それまでに。。。
これ以上理屈を並べるのは控えさせていただきます。大家業は確実に経営です。それも競合多数であり、今後はより厳しい状況となるでしょう。競争を勝つにはハードにしろソフトにしろ投資が必要というのは賃貸住宅も同じです。
甘い話や誘惑に負けてませんか?
いつの時代も情報というものは不公平です。ほんとうに有益な情報が何も苦労もせず手に入るなんてありません。有益な情報の多くは入手困難であり高額です。
間違いなく情報の順番はランク分けされています。何も苦労してない素人のあなたに届く情報は「ババ」の可能性が極めて高い。リスクが少ない投資ほど価値のあるものはないですからね。この先はいわずしても理解できますね。
職業選択の自由ではありませんが、それでも大家業に参入したいなら。僕がいわんとすることを理解できるところまでは最低でも勉強しましょう。投資商品をリノベーションすることで新しい価値の賃貸住宅を提供することも可能です。
成功している大家さんとはそういう方々です。汗をかき学び失敗の上に行動してきたか方々です。だからこそ物件を精査できる。質のいい情報が届くようになるのです。
弊社は広島市に所在する不動産FPコンサルティング事務所です。相続問題をはじめ賃貸経営に関わる相談業務もご指名があれば相談に応じます。優秀な士業ネットワークも構築しております。広島市周辺で賃貸経営を検討されている方はお気軽にご相談ください。

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