2023.08.10
セブンイレブンは僕の食品庫だ。カフェは我が家の応接室だ。都市に住めば街のあらゆる施設が利用できる。だから、家は狭くてもかまわない。必要最低限の小さな家で良いんだ!
これが一人暮らしなら確かにです。ファミリーがずっとカフェに居るわけにはいきません。家族が生活するには立地がいかに優れていようが、家は快適でなければならないはずです。
狭小住宅は広島にも数多く建っています。残念だけど快適とはとても言えない住宅も多いように感じています。そこで、このブログでは、注意すべき狭小住宅とはどんなものかを考えてみます。
窓があればいいってもんじゃありません。見ないでおきたい景色はあります。お隣と窓が重なっていたり、多くの人の目にさらされているマンションがお隣だったり。。。こんな環境なら常にカーテンが閉まっているような状況になるでしょう。
思うに、これなら壁の方が断然いい。お気に入りの絵も飾れるし家具もおける。なので、内覧する際は窓は開けることと覚えておこう!窓の外も暮らしの一部です!
狭小地は多くは3階建です。最近はすこし減ってきてけど1階に一部屋と洗面お風呂、2階リビングに3階に居室というパターン。「銭湯にいったほうが早いわ!」と見かけるたびにつっこみます(笑)。2階に上がるのも面倒だという先輩方のご意見があるように、便利な都市に住んで家の中が一番不便ということにならないことを願うばかりです。。。
狭い敷地なのに、無理やり家に色々なものを詰め込むから余計窮屈になるんです。必要以上に収納を設けたり、日も当たらないのにバルコニーみたいなね。狭小住宅だからこそ、シンプルを追求することでゆとりや快適性が生まれます。
家はお日様や風や音や視線を取り入れ遮ることで快適になります。
それらの条件をクリアーするには、狭小地はとても難しいというのは誰もが理解できるはずです。悪条件でも快適な家にするためには、周辺環境をしっかりと調査し計画することでしか快適性は生まれません。そんなことはせず、敷地に間取りを当てはめるだけの暮らしを想像してみてください。
分譲住宅であれば暮らしをイメージしながら見学すればこの意味は理解できます。しかし、ここでお伝えした「家」が今なお建ち続けているところをみると、価格と立地だけを重視して飛びついている人がいるんですよね、
住宅を購入する前にはもっと慎重に暮らしを見つめるべきです。暮らしの思想を設計に移して初めて実現できるのが理想の暮らしです。家はバナナのたたき売りを購入するようなものではありません。自分自身の思考を練り上げるプロセスからしか快適な暮らしは実現できません!
久しぶりに新築住宅の販売事例を見ていて感じたことでした。
広島周辺でマイホームをご検討の皆様。また、お悩みを抱え住宅相談カウンターへ行ったが解決できないという方。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。また、ハウスメーカーの支店長として多くの経験を重ねてきました。その経験とスキルをもとに、お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
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