2016.11.13
人は理性では動かない、感性で動きます。だから、情や誇大表現に感情を揺さぶられ、そんな馬鹿な!というような詐欺行為にあってしまうのでしょう。これは住宅購入の心理状態でも同じです。いったん高ぶった感性や感情はおさえはききません。想像してしまった暮らしのイメージは崩せないのです。
モデルハウスを見学することでイメージに惑わされます。例えば食卓にはワインにフォーク。そんな食事などしたこともないのに妄想が広がりその妄想のまま家創りが進みます。したことのないイメージに暮らしをあわせてしまうのです。その結果、リビングのソファーの前に炬燵。ソファーの上には洗濯ものでいっぱいという結末。ワインにフォークのはずのダイニングテーブルはティシュ箱や新聞ということになるのです。
自分のためのマイホームというのに経験したこともないセレブの暮らしを想定して家を創る。これでは自分の考えどうりに暮らせるはずはありません。収納は多めがいいのに出来上がった家は収納は少なめ。結局物入れのための家具を購入する。そのことで部屋が狭くなるだけでなく収納家具とダイニングテーブルのインテリア性は合うことはない。そもそもそんな間取りでもない。いいことになるはずないからイメージに騙されちゃ駄目なんだ。というのが僕の経験値からお伝えしたいことです。
この過程の早い段階において、「請負契約を締結してよ!」という。ま~なんとも都合の良いというのか自分勝手なお願いがくるはずです。そのお願いも情に訴えたり、ドン引きする程のキャンペーンや値引きで釣ってというパターンです。せっかく夢のマイホームを計画しているというのに不信感が先にくる人が多いという事実。きっとあなたもこのことを経験するはずです。こんな声を未だ気付かないのか、気付かないふりをしているのかというハウスメーカーの家創りの仕組みです。こんな仕組みに付き合う必要などもちろんありません。
理性的に思考すればいいのです。営業的なハウスメーカーというのは感性に訴えてくるものです。建物の金額も間取りも決定してないのにどうやって契約すればいいのかと聞いてみてください。あの手この手といってきます。あの手この手は、これまで以上にドン引きです。。。
理性的に思考すれば、間取りも見積もり内容も決定してないのにどうやって請負契約を結べるのでしょうか。未だ、提案途中のハウスメーカーがいるというのに勝手にペースを進めないでという話です。何時までに着工してくれるならキャンペーン適用しますという前に、そのスケジュールで計画できるよう、しっかりとした提案をしろ!って話ですよ。。。
モデルハウスで感性に訴えるのはイメージという世界。でも、いったん走り出すと、高い感性を引っ張り続け具体的に落とし込む前にお金や支払という別の感性に訴えているのです。感性を具体化できないままにお金の話や契約の話になるから不信感が募るわけです。そんな貴方は感性を理性でおさえることのできる方です。このまま理性と感性を整理しましょう。少なくとも担当者を変更しましょう。
自分の考えに従って暮らしましょう。自分のペースで注文する依頼先を決めましょう!
広島市周辺でマイホームをご検討の皆様。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
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