2016.09.22
誰が言ったか、「家は3回建てて初めて満足がいくものができる」といいます。
確かに昔の家は施主である自らと大工さんとで間取りを考え建ててもらっていました。僕の実家は全て母が設計したと自慢しています。(もちろん自慢できるような間取りじゃありません。僕が突っ込むと「家は3回建てて初めて満足がいくって言うし、素人にしては凄いじゃろ!」とやはり自慢します。)
母の例じゃありませんが、この言葉は、住まい創りにかかわるモノが基本素人ばかり。ちょっとした間取りの失敗は暮らしぶりで取り戻せる。何処の家でもちょっとやそっと使いづらい間取りもあるわけです。大工さんは造るの専門だし。ま~ま~が必要でしょ。的に、ずーと思っていました。でも、今は少し違います。
建築士という間取りや空間を考えるプロが家づくりにはサポートしてくれます。3回建てて初めて満足できるようであれば何のための設計費用なのでしょう。暴利の他ありません。プロがサポートするわけです。3回建てなきゃ満足できないなんてありえません。設計料は決して安いものではありません。建物金額に隠れていても実質は相当な設計費用が計上されています。
いかに愛着ある暮らしやすい家でも、如何に便利で暮らし安い環境でも周辺環境は激変します。変化の時代です。多様な時代です。
「家は3回建てて初めて満足いくものができる」とは、価値を認めましょ!変化を知りましょ!全てをいれ込むことなんて到底無理なんだからね!という意味合いにも感じます
それでも、価値もリスクも認めた家づくりを選ぶのであれば、建築士でも何でもない素人に毛が生えた程度の営業と家づくりの打ち合わせを重ねるのか理解に苦しみます。「3回建てて初めて満足がいく」こんな中途半端な家創りからは決別しなければなりません。お日様の位置、風の通り道、お隣の窓の位置、将来の可変性・・・・・さまざまな検討し打ち合わせを重ねる必要があります。プロのサポートが不可欠です。残念ながら、プロのサポート不在の営業主体で進む理解できないスキームが多くのハウスメーカーの仕組みです。
多くを望む必要はないのかもしれません。だけど、自分達では表現できないけど、望みや夢、日々の生活スタイルを一歩進めたプロとしての優しさであり提案こそ、あなたが求めているモノではないですか。
我が家とはいいわけ自慢であってはならない!早く帰りたい家であり、友達を招きたい家、ずーっと住み続けたい家こそが我が家でありたいと思いませんか!
そのためには、我が家スタイルの計画に妥協は禁物です!
「家は3回建てて初めて満足がいくものができる」そんな言い訳するような家づくりから決別しましょ!
広島周辺でマイホームをご検討の皆様。また、お悩みを抱え他社の住宅相談カウンターへ行ったが解決できないという方。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。私は、ハウスメーカーの支店長として多くの経験を重ねてきました。その経験とスキルをもとに、お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
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