ど~も。元ハウスメーカー支店長の田中です。僕は、平成7年からこの仕事をしています。奥深い建築の仕事に完全に嵌りました。ご縁に感謝し、多くの学びをいただいた業界へも感謝しています。
そんな業界が成熟している業界かといえば。。。相変わらず出る出るわ。不祥事のオンパレードです。ブログで取り上げるのも面倒なほどです。
斜陽産業ではサラリーマン社長では限界があるのかな~と感じます。マーケットが減少しているのだから数字を追い求めても無理でしょうに。数字を創りこむための社長なんていらないと思うんですけど。(独り言です。)
これを組織の論理というのでしょうね。僕のような雑草には無理でした。
どんな企業にも数字目標はあります。目標を達成ステップも用意されています。数字目標といえばいいのでしょうか。例えば展示場でアンケート書かされますよね。そのアンケートの取得率なんてのもチェックされていたりするわけです。
そんなもの不真面目にやってりゃどうにでもつくれます。だけど、不真面目に誤魔化せないものはあります。そんなものは会社的とまでいわないまでも支店として誤魔化しているのかもしれません。そんなこんなが頻繁にニュースとなる不祥事です。
これって会社はもちろん叩かれるけど、(叩かれるって言ってもテレビじゃ超優良なスポンサー様だから政治家や芸能人ほど叩かれてないですよ。)結局、被害を被ってるのはユーザーなんですよね。
ここ最近、僕のブログは「いい住宅営業マン」の選び方的な話です。
その話の一つが、「会社人間じゃない住宅営業を選べ!」
そんな話を今日はします。
では、
会社として、良い住宅営業とは効率の良い営業です。
効率とは少ない予算で利益を生んでくれるという営業戦略的な話だけではありません。
①例えば1年間で1億円の豪邸を1棟だけ契約して引き渡した場合、利益率25%として2500万円の利益です。
②一方で1年間で2000万円の家を5棟契約し引き渡した場合、利益率25%として同じく2500万円の利益です。
この二つは同じ利益です。だけど、そこに関わる人件費やそれまでに入金されるお金などを考えればどちらが効率いいかということです。七夕の1棟よりも効率よく回転する5棟。ミタイナ。
なので、注文住宅といいながら企画化された住宅で溢れているでしょ。セミオーダーハウス的に言えば聞こえがいいけど、そこには設計者はいない。営業が図面を引いているというお粗末なお話です。
もう少し深彫りしましょう。契約後はやく着工できる方がいいわけです。特に今は職人不足です。なので、職人の手配が大変。だからこそ早く着工できる準備が整えば職人の手配にも余裕が持てます。時間的コストがどれほど利益につながるかって話です。
この話はそのまま、「契約後いついつまでにプランを確定しましょう。」「いつまでに設備や仕様を確定しましょう。」ミタイナ話になるわけです。ポジティブに考えればお客様を向いた話です。早くプランが決まって早く夢のマイホームに住めるのはハウスメーカーや工務店だけがいい話ではなくお客様にとってもいい話です。
ただし、ここからが大切。このブログテーマです。「会社人間じゃない住宅営業を選べ!」
数字のために契約を月内に押し込める話は今でもよく聞く話です。もちろんこれは契約後の着工や引渡しにも言える話です。年度末の現場は職人さんで溢れています。
会社のための仕事を無視できる営業じゃなきゃです。特に、本気で注文住宅を考えている方はなおさらです。
契約も、打ち合わせも、数字を創りこもうとしているハウスメーカーや工務店のペースでまともな家が造れるでしょうか?という話です。
住宅営業あるある「会社人間じゃない住宅営業を選べ!」は、こんな内部事情からもいえるのです。
あなたのペースで打ち合わせがすす出ますか!?
ご注意ください。
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