2016.08.28
国交省 社会人向けに『住教育』 一生涯「住宅との関わり方」啓発へ記事元はこちら
空き家問題、アパートのサブリースの問題、新築から不動産流通へのチェンジ促進などなど、課題の多い日本の住生活を正すため?大きく指向性を変化させるため?変化を斜め見する今日この頃。
この記事を見て妄想した。
何故、日本はこれほど住宅で悩み失敗する人が後を絶たないのか?その答えは、生涯で最も高い買物であり生活の源である暮らしを軽視してきたからだといわれています。欧米では住教育は当たり前だそうです。
以前もご紹介したこの本に書かれていることを以下抜粋。
ー前略ーよその国では、原則として高校までに男の子は家のメンテナンス、家庭電気製品の修理、女の子はインテリアコーディネーションの基礎を殆ど習っている。
フィンランドの小学生用の建築の教科書なんか、国土と建築の様式、生活用具、公営住宅、都会に住むことと田舎に住むことの違い、建築の工法、ギリシャの柱頭の様式、図面の書き方読み方、建築金物、調和の原則ーなんていうのがみんな絵入りで書いてあって、最後には、自分達の住んでいる環境を維持するために、こうやって署名を集め、デモをして請願しなさいと教えている。小学校の教科書ですゾ。ー以下省略ー
みんなが好きな北欧家具は、一朝一夕に販売されているわけじゃない。成熟した国民のメガネに叶うよ切磋琢磨し厳選されてきたから美しく使い勝手がいいのだ!
日本の住宅市場は、利益主義というのかイメージ優先というのか、本当に大切なことは住んでから気付くということが多い。なので、契約して、引き渡して、逃げる。何処までもクレームに付き合っていられない。こんなことが平気で語られたりするんだ。
契約の時に図面を精査する能力があれば、今後の流れを知る知識があれば、コミュニティーがどのように成り立っているかを意識できれば、どれだけ日本の町並みは美しい富となっていただろうか。。。。もっとマイホームが価値あるものになっていたに違いない!
仕事が忙しい社会人に、どのようなかたちで住教育が啓発されるか楽しみではあるが、供給者側だけの利益につながらないことを願う!
というか、暮らしの容器であるマイホームほど生きるうえで大切なものは無いだろう!
数学や英語も大切だろうよ。でも、音楽や美術や体育も大切だろ!これらと同等以上に住教育は必要ではないか!社会人からじゃない、住教育とマネー教育こそ義務教育に取り入れるべきだ!
持論!でした!!
広島周辺でマイホームをご検討の皆様。また、お悩みを抱え他社の住宅相談カウンターへ行ったが解決できないという方。弊社は単に工務店やハウスメーカーを紹介するという企業ではありません。私は、ハウスメーカーの支店長として多くの経験を重ねてきました。その経験とスキルをもとに、お客様の立場でマイホーム購入を真剣にサポートします。そのために必要なコンサルティングを提供いたします。
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