2018.06.29
昨日はフェリーに乗って15年ぶりに大崎上島へ行ってきました。お客様のところです。
15年前は、道順を調べもせず当時のナビを信じ、しまなみ海道から愛媛県まで渡り、そこからフェリーに乗った事を思い出します。お客様からも「よくそんなところからきたねぇ~」と、いわれたものです。
それにしても15年。早いような短いようなです。時は経ち風景も変化します。すべてが新しくなるわけではありません。地方都市の現実は、空家が増え建物が朽ちます。商店が閉鎖され人が減ります。造船や海運で栄えた大崎上島も同様です。
すべての建物は公共的なものです。美しい建築物は人を招きます。周辺にもいい影響を与えます。その逆に、例えば、放置された空家はせっかくの美しい風景を台無しにします。防犯面でも問題です。空家だけじゃありません。住宅地にヘンテコな建物が建てばヘンテコな環境へ様変わりする可能性があります。
歴史ある豪邸も利用されなければただの廃墟です。廃墟も利用されれば資産です。コントロールできないか!そのためには新築を建てるには後世へ残すことのできるレベルの建物であるべきだと考えるのです。後世に残すことのできる良質なストック住宅をむやみに壊すことなく再生し価値を引き継ぐことが重要だと考えるのです。
お約束の時間までチョイト時間があったので寄り道をしました。明治初期の建物です。築後140年程度です。残されるべき建物です。
磨けば輝く空き家が世の中には溢れています。面白いことができる。したい。
空家でお困りの方に何かできないか。そんなことを考える今日この頃です。
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