2017.04.22
本日の日本経済新聞の記事にある。「共働き経済圏動く」についてのひとり言。
夫婦ともにフルタイムで働く「パワーカップル」も増えている。そこで時間節約消費花盛りという文脈。
この画像には有りませんが、見出しの一つには「住まいは都心に」と有ります。僕がまだハウスメーカーにいた10年も前からこの流れは確実にありました。
家を購入するにあたり決定権というのは家族の創意です。マイホームを決定するまでの決めごとの中で嫌だな~と感じていても100%の満足というのは中々難しいものです。必ずなんらかの調整が必要です。その一つが遠い昔は通勤距離だったのです。暮らすにあたり「日当り」「風通し」「環境」「お庭」「空間」などなど、暮らしに豊かさを求めれば郊外に広がる団地でした。誰もがそう信じていたから郊外へ暮らすことは不思議ではなかったのでしょう。お父さんが通勤時間を我慢すれば家族は豊かな暮らしが出来ました。
この記事にあるとおり夫婦ともに働くご家庭が確実に増えています。だけど、「鍵っ子」と呼ばれた時代が長く続いたように、昔からパート働いていた奥様というのは多かったような気がします。正確には「女性の働き方が変わった」「フルタイムで働く女性が増えた」その働き場所は都心であり車通勤が出来ない職場ということではないでしょうか。
家にいても何もできない男性と違い女性は忙しい。僅か30分の通勤時間でも貴重な時間です。「あんたはええよ、そこに座ってるだけじゃけぇね!」と、我が家の会話を持ち出すわけではありませんが、どちらのご家庭でも似たようなものでしょ。笑
当然、都心に住みたいという方が増えるのも理解できます。事実そうです!
そうじゃないご家庭も多いでしょ。近所の職場でパートのご家庭やフリーランスでお仕事している女性の方は考えてください。みんなが郊外で注文住宅を建築することが当たり前だった過去があるように、何も狭くて環境も決して良いとはいえない、それでいて高額な都心に住む必要がありますか?
小さなお子様と暮らす時期というのは仕事もバリバリ働かなきゃならない時と重なります。便利のいい場所に住みたいものです。だけど、本当は休日にはお友達を呼んでお庭でBQをしたい。薪ストーブの炎を側にゆっくり晩酌を楽しみたい。。。。などなど、都心では出来ない暮らしにあこがれている方も多いのではないでしょうか。
そんな方があえて数年しか必要のない暮らしのため、多額の費用をかけて購入する必要などないのです。賃貸で良いじゃないですか!特に都心に戸建て購入を検討する場合は、資産性としてその後のリスクは高まります。なんと言っても建物価値を見いだせないのがこの国の不動産流通事情です。地価は上昇している地域が増えてはいますが、それ以上に、建物価値の目減りで住み替えを計画した時には相当の資産の目減りを覚悟しなければなりません。そんなライフプランが成り立つかどうかも事前にシミュレーションすべきです。
暮らしはチェンジします。きっと働き方も大きく変わります。そんなことを考えつつ、僕の思考というのは常に豊かな暮らしです。暮らしが豊かとは都心に住むということではないと思うのです。自分にあった暮らしを選ぶこと。そのためにどんな選択をするのか!時世に流されることなく、広告や営業の勢いに流されることなく、自分自身でしっかりと答えを見つけること!だと考えます。
そのためのサポートが僕の仕事です。初回相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。ホームページはこちらです。
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