2017.04.10
建築が出来ることは無数にある。出来ないことを出来るのが「建築の力」だと思う。低価格で造り高く売る。これも建築の力だ。決して悪ではない。だが、善か悪か、いい買い物か失敗だったかは、価格以上の品質であるかという見極めが出来るかどうかにかかっている。
残念だが、その見極めが出来ないのが建築だ。だから建築の力を悪用される。言葉という力でだ。その時「建築の力」は、力を失う。違った方向へむけられる。
注文住宅でもリフォームでもプラン提案される。プランニングは敷地図面に配置図がおとしこまれるだけだ。風の通りがどうのこうのという話は24時間換気が備わっているから不要なのだろうか?日当たりは隣の家やビルがないことが前提のようだ。だが、そんなので快適な空間が出来るのだろうか?出来るはずはない!
変形地を快適な空間にするのが建築の力だ。ここで示したような例が稀なケースであればいいのだが、平面図や立面図に隣の家やビルの配置が描かれることの方が稀だ。隣には家は建たない!これが前提で家づくりが始まる。リフォームが始まるのだ。
百歩譲って描かれなくても設計士の頭の中で描かれていればいい。だが現実問題、どれだけのプレゼンに隣の家の窓配置が把握された上で設計されているだろうか?疑問である。敷地から見える景色を無視して提案されるパズルという間取り。こんなの注文住宅と呼ばない!企画住宅を敷地に落とし込んだだけだ。これなら完成した建売住宅を納得して買い上げた方が余程安上がりであり安全というものだと思いませんか。
そう思うなら、自分自身でもっと敷地周辺を知りましょう。太陽がどこからあがり沈む。隣の家の影がどこまで出来るのか。
意外や意外、その状況を捉えていない提案者達が多いことに気づくでしょう。そんな会社に家づくりを任せて良いのかという基本的な投げかけでした。
営業マンの言葉が信用できない。なんかしっくりこないという方は多いものです。住宅購入を真剣に捉え学ばれている方であればあるほどおちいる悩みのようです。原因は、言葉の力が前面にでるハウスメーカーという組織構造に問題があると考えます。仕方ないと諦めれない方は、お近くの、不動産コンサルタントへご相談ください。広島近郊で住宅をご検討されている方であれば、僕をご指名ください。初回相談は無料です。お気軽にお申し付けください。
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