2016.08.05
日本の住宅が短命なのはよく知られていることですね。短命な理由は日本は湿気が多いなど気候風土のことを言われる人や金融機関が古い住宅にはお金を貸さないから壊して建替えるほうが良いなど短命の理由は様々です。
僕は、そのどれもが外れてるとは思わないのですが実際に、じゃあほんとに日本の住宅は30年程度の耐久性しかないのかっていうと世界最古の木造住宅は日本に存在するし田舎に行けば、築100年程度の家はたくさん現存しています。
僕がハウスメーカーの営業として現場に建ってた頃、中古住宅を検討している人を新築に切り替えてもらうためにこんな話をしていました。
「築15年の住いならあと10年程度で建て替えを検討しなくちゃならないですね!その時、ローンが完済していればいいですが、まだ残ってるようであればそのローンに+して建替えのローンがプラスされますよ。その時、年齢は何歳ですか?定年後にも建物のローンが残ってるんですよね!しかも、15年くらいたってる住いなら、そろそろ水まわり交換しなくちゃならなくないですか?どちらにしても、人が使ってた後そのまま入居ってのは嫌でしょうから少なくとも改装費は必要ですよね!それなら、いっそのこと新築購入したほうが経済的にも精神的にも豊じゃないでしょうか?しかも、そもそもそのすまれている方は何故売却するんでしょうか?・・・・」
こんな話を10分もすれば、建替え年数が公然と示されてるだけに多くの方は不安になるものです。それなら、新築をってことになってました。
そのおかげで、充分耐久性がある住宅も25年もすれば、価値を認めるどころか邪魔者扱い解体渡しを希望される始末です。
本題はここ!だからこそ、宝物がたくさん残ってるんですね。
新築だけが住いではないですよ。今こそ中古住宅を見直してみるべきですよ。新築だって住んだ瞬間から中古住宅なんですからね。ご一考を!
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