こちらのブログでも日本経済新聞記事が掲載された日に記事にしたことのある「中古住宅購入時に補助の記事 改修費最大50万円 40歳未満に!ブログネタの記事を読んだ時、僕的にとてもとても喜びました。つい先日も士業の先生方と打ち合わせしているさい、このことについて話が触れ、先生方さえも「中古なら40歳未満の方は補助が出るんですよね!大きいですね!」とのこと。
中古住宅を購入すれば補助が50万円でるわけじゃありませんよ!
住宅ローン減税も「最大400万円!」と、随分周知されてきましたが、ここでいう最大の400万円の部分が独り歩きして、新築住宅を購入したら400万円税金が返ってくると勘違いしている消費者の方が多かった。(今でも明確に理解されている方は少ないような気がする。。。)
この制度も同じです。住宅ストック循環支援事業というもので、未来への投資を実現する経済対策「平成28年8月2日閣議決定」で盛り込まれているもの。だからといって、中古住宅を購入すれば50万円補助金ゲットなんてことはありません。
目的は、良質な既存住宅流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大
耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大
若者が特に優遇されているのは間違いありませんが、40歳以上の方でも住宅のエコリフォームを実施することで限度額30万円/戸(耐震改修する場合は45万円/戸が補助されます。)※自ら居住する住宅が対象(購入して居住する者を含む)
同様に、エコ住宅への建替えについても同様です。限度額50万円/戸 要件は、耐震性の無い住宅を除去すること。エコ住宅に建て替えることで補助されます。
では巷でいわれている40歳未満が既存住宅を購入することで補助とは?
要件はもちろん40歳未満が既存住宅を購入することです。また、売買に際して、インスペクションを実施し、既存住宅売買瑕疵保険に加入することとあります。
インスペクションにに関する補助は5万円/戸
念のため改めてですが限度額は50万円/戸(インスペクションとエコリフォームの合計額です。耐震改修を行う場合は65万円/戸
では、一体エコリフォームとは何ぞや。最大とあるが具体的にはどうなの?という疑問に関しては、
僕的に、疑問が何点かあり、住宅ストック循環支援事業事務局へ問い合わせたところ、5回目でようやく電話がつながりました。そして丁重な受け答えではありましたが、結局上部に紹介した「詳しくはこちらのページ住宅ストック循環支援事業補助金を確認いただきたい。簡単にはそんな説明です。苦笑
このブログも同様に尻切れトンボ的に終わらそうとしている僕がいます。ご理解いただきたいのは、中古住宅を買えば50万円補助出ますよ~とは違います。
それなりの手続きやフローがあるということ。そこには売買までに様々な準備や協力が必要ということ。補助額は部位ごとに定められているということ。(これらも確かに記載されています。)
タダね!これを全て自分でダンドルなんて無理じゃないかな。間違いなく不動産屋さんも面倒極まりない話だと思うよね。知ろうとすることも放棄するかも。。。正直、どれだけのプレイヤーがこのことを積極的に知らしめるんだろうとも思うな。
もっと単純にして欲しいというのが本音ではあるけれど、一方で血税を補助していただくわけです。厳格な取り決めの中で補助していただくのは当たり前といえば当たり前のお話です。
補助していただくならば、それなりの努力が必要ということ。自分でダンドリできなければダンドリしていただける方へお願いするという、こちらも当たり前のお話しでした。
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