2017.06.30
エアバックのタカタの民事再生で思うことがある。
結局、タカタがどうなろと,僕ら消費者にとって重要なのは,万が一の保証を誰が負担してくれるのかということだ。
これは、基本的に自動車メーカーが対応や賠償の責任を負うとのことだ。
あ~やっぱり信用できる企業で買って良かった!と、なるだろうか???百歩譲って、車の場合はなるのかもしれない。車メーカーの全てといっていい程の企業がタカタのエアバックを使用していたというのだから。。。
そんなふうに思えない僕がいる。建築の業界において、UBやキッチンなどの設備機器については、同様の思考にならないわけでもない。
忘れてはならない。建築は、どこまで技術が進歩しようが主要な工事は現場である。現場で作業を進めるのは「人」だ。人が建物を造り、監理する。
手の悪い職人でも、企業が保証してくれるからイイ!賠償してくれるからイイ!
そんな訳はない。誰に造ってもらうのかが重要だ!
今の住宅、プレカットされた木材を多く使用する。どうせプラモデルを組み立てるようなもんだよ。
こんな声も聞こえそうだが、プラモデルでもプロが造ったものと素人では雲泥の差だ。。。
プラモデルに住むわけじゃない。家に住むのだ。。。豪雨に耐えられる家、地震から守られる家、長く安心して住める家じゃないのか!
保証は万一のためでしかない。万一を無くすのが造り手の正しい姿だ。。。
手直しの多い職人は決まって直せばいいという。腕のいい職人から万が一なんて言葉は聞かない。そうならないよう仕事をしているという。
ハウスメーカであり工務店の考え方も同じだ。別の見方をすれば、直せばいいは、何かがあるという前提ともとれる。手当を削り、いい職人を確保できないでもいい。どうせ施主は現場に来ない。大切なのは予算であり工期である。。。このくらいで止めておこう。
この違いを見抜くには言葉を見極めるんじゃない。答えは現場にあるのだ。住み続けている施主の暮らしにあるということを忘れてはならない。
自分では見極めれないとい方は、僕のようなホームインスペクターや不動産コンサル(建築を理解している)へご相談ください。広島近郊の方なら迷わず僕にね!初回相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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