ここでは、住宅購入を検討するときに陥りやすい注意事項について、喚起しております。
お客様によっては、このフロー通りのスケジュールで進んでいない場合もあるはずです。 その際は気にせず、ご自分の段階をチェックしてください。
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01 初めてのマイホーム | 02 イメージの具体化 | 03 基礎知識を身につける |
04 モデルルーム見学 | 05 土地探し | 06 土地購入思案 |
07 土地契約 | 08 工事請負契約締結 | 09 請負契約締結後打合せ開始 |
10 住宅ローン申し込み | 11 工事着工〜完工 | 12 完成引渡し |
モデルルーム見学
ママ : | 「今週、住宅展示場でイベントしているよ。子供たちの遊ぶ場所もあるし、ちょっと行ってみない?」 |
パパ : | 「有名メーカーばかりだから安心だよね。いろいろ調べてみたけど素人には無理。プロに聞いてみたほうが早いね。」 |
住宅展示場は運営会社が新聞社、TV局です。 キャラクターショーなどで集客するイベント企画はさすがです。 そんなことが原因でしょう。 初期のお客様の相談相手は有名メーカーです。
ここで忘れてはならないのは有名メーカーの住宅展示場は、決まって現実離れした夢の空間です。 展示されているキッチンやお風呂、 フローリングから壁紙まで多くはオプション対応です。 極めつけは、家具や照明、カーテンなどのインテリアだけで一般的な住宅が購入できる展示場だって存在します。
そんな参考にもならない夢一杯の住宅展示場を見学した後、マンションのモデルルームを見学しようが、 建売住宅を見学しようが、満足するお客様などいるはずありません。
そんなモデルルームの建築費を聞いてみると
『標準仕様で坪単価○○万円〜。』
誰も、標準仕様の金額など聞いてません。
しかし、子供だましの説明でも、お客様には、はじめての経験である家づくりです。 仮に30坪なら×○○万円と計算してしまいます。 へえー、以外に買えるかも・・・・。 誰もが夢のマイホーム=新築注文住宅となってしまう理由です。
ママ : | 「やっぱり住宅展示場見学してよかったね。欠陥住宅、本当にあるんだね。」 |
パパ : | 「でも、どのメーカーもうちは大丈夫・・・・・本当かな?」 |
なぜか住宅営業マンは、自社商品の良いところしか言いません。
木造は・・・
プレハブは・・・
中古住宅は・・・
マンションは・・・
住宅は今が建て時というけど本当?
住宅ローンは固定金利、変動金利どっちがいいの?
木造住宅とツーバイフォーはどっちが良い?
プロからすれば、まるで、何でも興味を示す子供のようです。 誰もが、わが子の質問に答えるときは、将来を願って一生懸命適切な答えを用意するでしょう。
しかし、この質問に答えるのは販売するために存在する担当者です。 不幸なことは、この担当者たちは販売するプロであって住宅のことはよく知らない人たちが多いということです。
アンケートであるでしょ。あなたがその会社で建てた理由。 『営業担当がよかったから。』 可笑しいと思いませんか? 何千万円もする買物するのに住宅が良かったって理由じゃないんです。
注意してください。本当に成功した買い物かどうかは、数十年先までわからないものですから。