この業界に入って22年。ハウスメーカーでは新規出店の立ち上げ、新規部門の立上を経験させていただき、支店長として支店経営を学ばせて頂きました。その後、想いもあり、不動産コンサルの仕事をさせていただいている今です。多くの経験と多くの関係者のご協力上に多くの建築物を見てきました。
日々、見るところが細かくなってきます。日々、想うところが変わってきます。ほぼ、変態の領域ではないかと不安です。(笑)だけど、通ってきたから見える世界があるのは間違いありません。
お客様の考えていることは、ほぼ、僕は妄想済みです。それも、何度も何度もお客様が考える「理想の家」について、妄想しまくっています。もっと、安くできる。もっと、効率的にできる。もっとの先を10年以上妄想しまくっています。。。。お客様の突き詰めた先の不安や迷いを全てお応えできるのが現在の僕です。
僕もそう考えていた時期はあります。近未来的にはそうでしょう。だけど、今の資産性が未来の資産性なんて断言できますか。駅近なんていってるけど、この先、毎日会社に出社するなんて不要になる可能性が高いでしょ。その時、利便性が暮らしの重要度にどれだけ影響するのでしょう。。。
不慮の事故で命が奪われた時のことを考え生命保険に加入します。残された家族を路頭に迷わさないためです。しかし、万が一、路頭に迷わないだけの資産があれば生命保険に加入することは不要です。むしろ、生命保険に入っているからといって暴飲暴食を繰り返し健康的でない生活をする事の方が不合理でしょ。
家も同じです。多くの方が、生涯住み続けるために家を買うと言います。歳をとったら、車に乗れなくなったら、郊外は不便だからと駅近に住みたいといいます。保険と違うのは郊外に住んでも家族が路頭に迷うことはありません。もちろん生命の危機はありません。
代償として、高い地価だから3階建が多くなります。駅近で便利だけどホームエレベーターもなくて日々の暮らしは問題ないのでしょうか。。。利便性に優れた立地だけど、家はといえば、住み続けることが苦痛ではないでしょうか。この先、空き家が増えます。車も減ります。。。そんな不動産が、この先、駅近だからといって資産性といえる不動産なのでしょうか?家と保険は違います。万が一を考えて購入するような買物ではありません。
そもそも、生涯住み続けるためのマイホームは、資産性が高いからといっても固定資産税や相続税評価が高いだけです。日々の生活に何も影響しません。住み続けていればどうでもいい話です。住み続けることで重要なのは住み心地です。自分がしたい暮らしを叶えることのできる家です。
駅に近ければ、土地が狭ければ上にのばせばいい。「そこには空という素敵な庭がありますよ!」こんなキャッチをつくれば狭い土地も広く感じるみたいな気もしますが、狭い土地は何処まで行っても狭いのです。空は空です。空の上でバーベキューはできません。バーベキューができるのバルコニーです。庭に変わるそのバルコニーが庭の役目ができるバルコニーで初めて可能です。
妄想の先に都合のよい暮らしはありません。あるのはその先にある現実の暮らしです。失敗しない住宅購入方法は。「イメージに騙されない「キャッチコピーに騙されない」正解は自分の暮らしにしかないのです。
僕は家を売りません。お客様の悩みや不安にお応えすることが仕事です。そのために、誰よりも妄想を広げ、人脈を広げ、学んでいます。一人で悩むよりも一度ご相談ください。初回相談は無料です。先ずは、お気軽にお問い合わせください。