2016.08.23
新聞ではとかく人口知能とかモノのインターネット化に関わることを目にするようになりました。不動産業も同じく、不動産とITの融合として「不動産テック」とよばれるものが注目されています。
不動産テックは、不動産業界ではデーター化が遅れているだけにデータ化から始めなければならないことが大変だと思います。それに、簡単そうなこの変化が難しい。つい最近の話です。物件の囲い込みが問題になりました。大手の仲介会社さんによるものとして、週刊誌やネット記事を中心に相当叩かれていたと思います。情報がお金になる不動産業の儲けの仕組みの理由です。簡単そうな変化が難しいと感じる理由です。
不動産の儲けの仕組みは、売主さんからも買主さんからも報酬が頂けます。決められた最高額の報酬額が定めれられていますが、情報に価値があれば(需要があれば)、他業者では仕入れが出来ない状況をつくればいい。(これを囲い込みという)いすれ買い客はみつかり、売主からも買主からも手数料を頂く。最近では不動産情報はネットに上げれば広告費なんて僅かばかり。ある程度の期間ネットに流していれば食いついてくるお客様はいる。この件については、随分(随分であって無くなっては無い)改善されているように感じますが、、、
アメリカのように、既に不動産情報がデーター化されていれば、情報がお金になる産業ではないのが不動産業会です。コンサルティングこそが不動産業の真髄として社会にも認められ尊敬さえされています。
そもそも不動産業における宅建士とは、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務の専門家です。囲い込みしたり、情報を隠蔽することなど許されないのです。
宅建士に名称変更され改革途中の不動産業界。情報を囲い込むことで利益を得ていた業界。そこに手間ばかりかかる安心安全のサービスが生まれるはずはありません。それにメスがはいり少しずつ改善されている途中というのが現実です。
長く話が脱線しました。。
今後、データー化がすすみ、不動産とITの利用が進めば、価格の妥当性も、より高度なレベルで進むはずです。建物の履歴やインスペクションによる建物の状況なども価格に明確に反映されることでしょう。それでも不安であれば僕たちコンサルタントに、代理人としてサポートを依頼すれば安心できますね。
別に新しいことではありません。欧米ではこのスタイルがスタンダードです。欧米に比べ日本が進んでいるのならば、安心安全な買い物であるのならば、面倒なことであり経済的にも全く褒められたものではありません。ですが、不動産流通に関しては確実に日本は後進国です。その最たるものが情報がない。データ化されていないことだと考えます。
経験することで学びを得れることのできない不動産を見える化する。当たり前の様な当たり前の話です。安心安全のために確実に求められることです。
不動産業界が成熟するために絶対に必要なこと。変化途中の業界です。
スタンダードになる前の今、安心安全は見つけにくい。だが、その仕組みはある。
相談して欲しいな~!
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