2017.02.13
一世一代の買物マイホーム。生涯住み続けるマイホーム。そんな理由も手伝ってか?年老いてからも暮らし続けることができる都心に暮らす!そんな方が多いような気がします。実際問題そんな思考を後押しするように、郊外の広すぎる家を売り払い、都心のマンションに住替える人があとを絶たないというお話しをよく聞きます。郊外は不便で終の住処にはならないということです!
僕はそんなこと思わない人です。なので以下のような調査結果に目がとまりました。
以下の出所:シニアの住まいに関するアンケート調査結果 2013(矢野総研)
《シニア層(60歳以上)の住み替え需要》
- 住み替えたい:3.2%
将来的には住み替えも考えたい:19.5%
住み替えを考えたいが、住み替えられないと思う:22.6%
住み替えたくない:54.7%
住替えたくないという人の方が多いのです!次に、住替えたり理由も見てみましょう!
《潜在需要のあるシニア層の住み替えたい理由(上位回答)》
- 家が老朽化してきた:51.2%
家族構成が変わって、家が広すぎる:33.8%
バリアフリーの必要性が出てきた・出てくる:30.3%
掃除、手入れが大変:21.4%
防災面(耐震性など)が不安:22.0%
買い物などの利便性が悪い:16.9%
住替えたい理由なんて、全てリフォームで解決できる問題です。一般的にいわれている郊外は不便という理由なんて僅か16.9%しかないのです。(僕の勝手な理解かな?)
都心に人が集まり賑わいが必要なのは理解します。だけど、それは地方都市の話であり、少なくとも広島のような政令指定都市には必要ないのではないか?中心部の重要街路に住居用のマンションが建つ姿を都市の活力とは思えません。むしろ都市の繋がりが切れてしまうと思うのです。歴史が繰り返されるとすれば、このように無秩序に開発された都市で快適な暮らしが続く保証はありません。
ごめんなさい(汗)都市計画についてたまっているものを吐き出そうと思ったわけではありません。話をもとにもどします。
思うのです!立地は確かに重要。だけど、ここに示されたデーターでも、住環境について変態的な僕の目にも、住み続けたいと思うか住替えたいと思うかは、立地がいい悪いじゃない!住み続けたいと思える家かということ「家」が快適であれば住替えたいなんて思うはずはありません!
家が快適とは、居心地のいい空間であり、日があたり、通風がとれ、プライベートの空間があり、ようするに気持ちい家であり帰りたい家だと思うんです。雑貨屋さんで見つけたお洒落な小物を飾りつけたいと思い続けることのできる愛着ある家だと思うのです。
僕は「立地にこだわる」とは、「駅近であり利便性」とは別の、「マイホームに求める暮らしのこだわりを見つける!」このことこそが立地にこだわるということだと考えます。立地選びに行き詰った方は是非ご一考下さい。
追伸 住替えることが前提の方はこの限りではありません。徹底的にデーターにこだわり、街の未来やマンションの未来を読みとり、住替え計画時の賃料を想定する。などなど、超現実的な購入論が必要です。
当社は広島に所在する不動産FPコンサルティング事務所です。
マイホーム購入を検討している方へ、お客様の代理人としてサポートしています。当社をご利用の方には高い評価をいただいております。
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